中小企業診断士 二次試験 80分の使い方(事例Ⅳ)
どーも、かまかまです。
関西でも緊急事態宣言が解除されましたが、
まだまだオフラインでの勉強会が難しい状況にあります。
5/30(土)はココスタとタキプロWEB勉強会の両方でZoom勉強会があります。
ココスタは令和元年事例Ⅱ、タキプロWEB勉強会は平成28年事例Ⅲを実施します。
参加お待ちしています。
今回は前回に続いて80分の時間の使い方の事例Ⅳです。
目次
⓪名前を書く
わざわざ書くまでもないかもしれませんが、絶対に忘れてはいけないことです。
模試の時だけでなく、家で事例問題を解くときにも解答用紙に必ず名前を書くようにしていました。
また、見やすいように問題を破るという話も聞きますが、私の場合は破るのではなく留めてあるホッチキスの針を外すようにしていました。それによって問題についている白紙のページが使いやすくなります。模試や本番の試験を受けた方はご存じだと思いますが、問題用紙には白紙のページがあり、この部分にメモや解答骨子を書き込むようにしていました。
①経営分析の設問をチェックする
事例Ⅳの第1問は経営分析です。
これは毎年同じパターンで出題されており、今年もまず間違いないでしょう。
経営分析では、自社の前期と当期を比べ改善したものと悪化したものを選ぶパターンと、
他社と比較して良いものと悪いもの選ぶパターンがありますのでどちらか確認します。
また、良いものがいくつで、悪いものがいくつかも確認します。
経営分析問題の解き方として、提示されている計算書からよくある指標をひと通り計算して導く方法と、与件文から類推してその後計算する方法の2つがあります。
私の場合、後者の解き方を使っていたので、最低限必要な情報だけ見てから与件文を読みました。
②与件文を読む
経営分析の問題では、その特徴を記述することがセットで問題になっているので、
その記述問題で使えそうな部分を探してマーカーで線を引きながら読み進めます。
また、課題や問題点はあとの設問で使われることがありますので、ここにもマーカーで線を引いておきます。
③経営分析問題を解答
与件文を読んで、予想した指標から計算します。
計算してみて、予想通りならそのまま解答。
予想と違う場合や数値が微妙な場合は他の指標も計算します。
特徴の記述は与件文で線を引いたところを活用して解答します。
ここまでで20分が目安。
④問題チェック
ここで、他の問題をチェックして解く順番を決めます。
よくある問題としてはキャッシュフロー、セグメント別会計、CVP、NPV、
そして最近増えた記述問題です。
順番としては、記述問題が最初でNPVが最後だけは決めていました。
あとは順番通りに解くようにしていました。
令和元年の問題では、第4問→第2問→第3問 の順番でした。
⑤解答作成
大問の中でも設問1や設問2は比較的簡単なので、ここは確実に解答します。
設問3でちょっと考えてもわからない問題や、手間がかかりそうな問題がでてきた場合は
後回しにします。
令和元年の問題では、第2問と第3問の設問3は後回しにしました。
細かい解答作成方法は今後また解説します。
ここまで70分。
⑥検算
残り10分になった時点で検算を行ないます。
特に落としてはいけない経営分析と設問1,2は念入りに検算します。
昨年の試験では第3問設問3の解答をあきらめたため、
時間が余ってひたすら検算を繰り返していました。
本当は検算の方法も複数用意することで検算の精度が上がるのですが、
そこまでは準備できませんでした。
事例Ⅳの時間の使い方では経営分析問題を20分で確実に解答すること、
最後に検算の時間を確保すること、解答の順番を決めておくことが大事です。
前回の「二次試験80分の使い方(事例Ⅰ~Ⅲ)」はこちら
今日の「愛妻家」
最近の奥さんのお気に入りは業務スーパー。
今の状況では遠くのコストコに行くのは好ましくないので、
業務スーパーを「近所のコストコ」と呼んで買い物に行ってます。