中小企業診断士 パラレルキャリアの歩き方

どーも、かまかまです。

各地で桜の開花宣言が聞こえてきて、すっかり春らしくなってきました。
気温もかなり上昇しており、ランニングしていても暑いくらいです。

さて本日は「オンラインでMeet UP!パラレルキャリア診断士〜パラレルキャリアの歩き方〜」というセミナーを受けたので、そのまとめを書いていきます。

パラレルキャリアの歩き方

パラレルキャリアとは本業だけでなく、本業での経験や知識を活かして本業とは別のキャリアを形成していくことを指します。中小企業診断士で言えば、企業内診断士として本業とは違うところでも活躍している診断士のことです。
私の場合、一昨年試験に合格したものの、昨年は診断士らしい活動があまりできておらず、今年は企業内診断士として活躍していくためにこのセミナーを受講しました。

税務上のポイント

まず、税理士の先生による確定申告のポイントの説明でした。
普通に節税しようと思えば、iDeCoの掛金やふるさと納税で所得控除を増やすしかないのですが、パラレルキャリアで副業収入がある場合、副業収入を雑所得ではなく事業収入とすることで節税が可能です。
雑所得では交通費ぐらいしか経費を差し引くことは出来ませんが、事業収入とすることで交際費やセミナー代、本代などの経費を差し引いて所得を計算することができます。
その際注意点として、その収入が副業ではなく本気の収入であると主張することが大事です。(副業だと言ってしまうと雑収入ではないかと税務署に言われる可能性がある?)
ちなみに、所得が20万以下なら申告する必要はありません。

労務・契約のリスク

つづいて弁護士の先生からは労務と契約のお話でした。
労務については、本業と副業を合わせた時間が労働時間になるため残業代が発生する点や、診断士としての仕事は委任契約のため労災対象にならないなどの話がありました。
契約については、依頼人と良好な関係を築くためにも、自分を守るためにも契約は必ずまくようにしましょう。業務内容・報酬・解除要件など様々な事柄を契約書に記載しておく必要があります。
この中で印象的だったのが「依頼人は豹変する」でした。具体的な話は聞けなかったのですが、依頼人の言ったことが変わるのはよくあることらしいです。
ところで、なぜ契約書は「まく」というんでしょう?

スパイラルでキャリアアップ

三番目はパラレルキャリアの偉人から、パラレルキャリアの活用方法の話でした。
本業での仕事を診断士活動に活かし、診断士活動で得た知識やスキルを本業に活かす。そして、本業がスキルアップすれば、またそのスキルを診断士活動に活かす。という風にスパイラル構造でどんどんスキルアップしていこうということです。
このセッションでは診断士村からの脱却も言っていました。
何年か診断士活動をしていると診断士の中にどっぷりはまってしまいます。企業内のぬるま湯からの脱却を目指していたはずなのに、結局別のぬるま湯につかってしまっては意味がありません。上手く活動していきたいものです。

今日の「愛妻家」

妻は、美味しいおかずは夫にも分けてくれます。でも、ものすごく美味しいおかずは分けるのも忘れて食べてしまいます。





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