読書の記録 『SDGs入門』村上芽・渡辺珠子
どーも、かまかまです。
先週の金曜日でタキプロブログの私の投稿も最後を迎え、
タキプロの来期のキックオフイベント終了し、タキプロの活動も最後の引継ぎを残すのみです。
これまで1年間タキプロとココスタで受験生支援活動をしてきて、
少しでも受験生のお役に立てていたのなら幸いです。
さて、今回は『SDGs入門』村上芽・渡辺珠子です。
日経新聞を読んでいると目にしない日はないSDGs。
今後、大企業のみならず必ず中小企業にも影響を及ぼす「SDGs」の入門書を読んでみました。
目次
内容紹介
SDGsの基本理念から、その導入まで、さらにはビジネスで導入しやすそうなものまで解説しています。SDGsがどのようにビジネスに関係しているか、実際にどのようにビジネスに活用しているか、具体的な取り組み事例も紹介されています。
ポイント
「持続可能な開発目標」と訳されるSDGsは17の目標と169のターゲットからなり、全世界共通の持続可能な成長目標になっています。
中小企業にも深く関係しいる
全世界共通の目標などと言われると、国内にしか事業所がない中小企業には関係ないと思われるかもしれません。しかし、そんなことはありません。中小企業でも海外展開する大企業と取引していることはよくあり、海外展開している大企業には人権や環境に配慮が求めれています。そうなると中小企業も取引先の大企業からSDGsへの取り組みを求められます。
また、投資家や金融機関にESG投資が浸透してきており、SDGsへの取り組むことで投資を呼び込むことも可能です。
若い世代は見ている
21世紀を生きていく若い世代は、自分たちの未来がどうなるのかに非常に関心を持っています。「今だけよければいい」という姿勢や、目先の利益に走る企業を若い世代は冷ややかな目で見ています。したがって、SDGsに真剣に取り組む「自分たちの未来への共感がある」企業だけが人材の獲得と人材定着の好影響を得ることができるのです。つまり、SDGsに真剣に取り組まない企業は若者からそっぽ向かれ、人材も確保できず、先細りになっていくことが想定されます。
自分にあったやり方を選ぶ
SDGsに取組むにあたり、様々な支援ツールが提供されてはいるものの「自分たちにあったやり方」「好きなことをやろう」という立場で話を進めていきます。自分たちにあったやり方でなければ、ぎくしゃくしてしまい、一過性ブームに終わってしまい本来の趣旨から外れてしまいます。
トップに関心を持ってもらい「トップコミットメント」により物事を進めるとスムーズにいきます。また、従業員も個人の生活レベルの関心ごとから始め、まずはSDGsを知ってもらうことが大事です。
実際、SDGsの取り組みには以前から企業や自治体で取り組んでいた課題とも重なっており、それをさらに一歩進めた大胆な方法で取り組むことがSDGsの達成には求められています。
今日の「愛妻家」
1月31日は1(アイ)31(サイ)ということで愛妻の日でした。美味しいおかずはちょっと多い目に妻にあげて感謝を示しました。