中小企業診断士 もう一度基本事項を確認しよう

どーも、かまかまです。
二次筆記試験まであと2週間となりましたね。
もう2週間しかないのではなく、まだ2週間あります。
今からでもできることは、いろいろありますので、最後まで頑張りましょう。
休みの日を活用して、試験の時間割に合わせて事例Ⅰ~Ⅳまで通しで解いておくと
本番の練習になりますのでお試しください。

前回までは事例ごとの基本事項を書いていましたが、今回は試験全般で皆さんにもう一度確認して欲しい基本事項をお伝えします。

100点を目指さない

中小企業診断士二次筆記試験は平均60点以上であれば合格する試験です。
80点や90点、ましてや100点が必要な試験ではありません。
7割の人が書けるような解答をすべての問題で書くことができれば合格できます。
(設問が5問あって、7割の人が書けるような解答をすべての問題で書くことできれば
0.7×0.7×0.7×0.7×0.7=0.168 約17%で合格圏内に入れます。)
上位2割の人しか書けない解答を書くのではなく、7割の人が書ける解答を書くと思えば少し気が楽になりませんか。
逆に、変にひらめいたりして「これは俺にしか書けない解答だ」みたいな解答を書くと、たいてい残念な結果になります。

また、自分がわからない問題は他の人も分からないと割り切って、みんなができる問題に注力することが大事です。
私の場合、令和元年の事例Ⅳでは少し考えて分からない問題があったので、その問題はあきらめて、他の問題の見直しに時間を費やし受かることができました。

設問文の要求通りに、与件文を踏まえて解答する

当たり前のことなんですが、案外ここでミスしやすいので注意が必要です。
「理由」を聞かれたら「理由」を、「留意点」を聞かれたら「留意点」を必ず解答して下さい。その際「理由」なら「理由は」、「留意点」なら「留意点は」と聞かれていることを主語にして解答すると、抜け漏れが防げます。
「××を踏まえて」「図を参考に」であれば、「××」「図」からわかることを解答に盛り込んでください。基本的に図は難しく考える必要はありません。誰が見てもわかるような事を、そのまま書くだけで大丈夫です。

そして、解答には与件文に書かれていることから実現可能なことを書き、ひらめきやなんとなくで解答しないよう注意しください。与件文と一次試験の知識から導き出される、当たり前のことを丁寧に解答することが大事です。
また、一次試験の知識を活用することは大事ですが、与件文にある事例企業にあった形で活用してください。事例企業を無視して、一次試験の知識を並べても採点者には通じません。

社長の思いやニーズに応える

試験問題をコンサルタントだと考えれば、与件文は社長からの相談内容です。
そこで社長がやりたい事を言っているのに、それを無視して全然違う提案をしても社長には響きません。
社長の思いやニーズをくみ取って、その思いを解答に反映させましょう。
事例Ⅰ、Ⅱでは最終段落に社長の思いが書かれていることがあるので、先に最終段落だけを読んでから、設問文を読むのもありです。

記述問題では空白を作らない

解答欄を空白のまま出して、そこに点数が入ることは絶対ありません。
何も考えつかない場合や、どうしてもマス目が余ってしまう場合は、設問文か与件文の文章をそのまま書くのもありです。
ある程度使用する段落が絞れていれば、少しは点数に繋がる可能性があります。
(あくまで最後の手段なので、時間の限り考えてからご使用ください。)

また、事例Ⅳでは必ず記述問題を解答してください。
計算問題が苦手な方でも、記述問題は事例Ⅰ~Ⅲと同じ要領で解答できます。
私の場合、計算問題で時間を取れられて記述問題を解く時間が無くなったら困るので、経営分析の次に記述問題を解くようにしていました。

これらは二次試験用に作ったファイナルペーパーからピックアップしました。
こちらの記事に上げていますので参考になれば幸いです。
ちなみに一次試験用のファイナルペーパーの話は以前の記事にあります。

中小企業診断士 ファイナルペーパーを作ってみよう

今日の「愛妻家」

奥さんがちょっとしんどそうだったので、お花を買って帰りました。思った以上に喜んでもらえて、こちらも大満足。たまにはこうゆうのもいいですね。

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