税法免除 大学院 月刊誌『ジュリスト』の「弁護士のための租税法務」が面白い!
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
紹介しているつもりだったシリーズ、今回は、月刊誌『ジュリスト』から「弁護士のための租税法務」です。
目次
『ジュリスト』とは
昭和27年創刊の伝統ある総合法律雑誌です。
法律問題は専門家でない一般人にとって馴染みのあまりないものですが、日常生活に関わる法律問題から政治経済にまつわる法律問題まで、『ジュリスト』では広く取り上げられています。
なので、法学初心者でも興味のあるテーマから読みはじめることができます。
「弁護士のための租税法務」見どころ
「判例など実際に生じた事例、又は実務にも生じうる具体的設例に基づき、租税法分野における興味深い論点について連載形式によって検討することとなった。」
第1回の冒頭に、このように書かれています。
租税法の判例などについては、租税法を専門とされる学者先生や税理士先生がお書きになる論文や書籍を読むことが多いです。
この連載は、弁護士先生方が、経済的実質や会計上の処理といった「税務」の枠を超えて、法律実務としての「租税法実務」を、法律関係の意義や課税上の問題に焦点を当てて分析しています。
つまり、租税法を学ぶ大学院生にとっても、新たな視点から租税法を学ぶことができる大きなチャンスですね!
「弁護士のための租税法務」予定テーマ
第1回 連載にあたってー租税法務へのお誘い 『ジュリスト2020年1月号(No.1540)』
第2回 様々な事業体とその課税 『ジュリスト2020年2月号(No.1541)』
第3回 租税法と司法取引の関係 『ジュリスト2020年3月号(No.1542)』
第4回 租税回避行為の否認 『ジュリスト2020年4月号(No.1543)』
第5回 法人間の利益の移転と課税 『ジュリスト2020年5月号(No.1545)』
第6回 役員給与に対する課税制度 『ジュリスト2020年6月号(No.1546)』
第7回 株式譲渡に関する課税 『ジュリスト2020年7月号(No.1547)』
第8回 組織再編税制 『ジュリスト2020年8月号(No.1548)』
第9回 BEPSプロジェクト 『ジュリスト2020年9月号(No.1549)』
第10回 所得税と相続税の関係 『ジュリスト2020年10月号(No.1550)』
第11回 消費税と支払手段『ジュリスト2020年11月号(No.1551)』
第12回 国際的買収取引における国際課税制度『ジュリスト2020年12月号(No.1552)』
ずっと連載を続けてほしいな~と期待していましたが、2020年12月号をもって完となりました。
私が図書館で毎月チェックしている専門誌
大学図書館で蔵書されている専門誌は、毎月さらっと目次をチェックして、既刊誌になってからコピーしています。
専門誌は高価なので図書館で読めるのは本当に助かります!
『ジュリスト』
『法学教室』
『税理』
『税経通信』
『企業会計』
『判例タイムズ』
『国際税務』
『月刊税務事例』
『金融・商事判例』
『刑法雑誌』
『経済セミナー』
『エコノミスト』
『法律時報』
『法律のひろば』
『法曹時報』
『民事訴訟雑誌』
『民商法雑誌』
『法学協会雑誌』
『判例時報』
『時の法令』
『租税研究』
『税法学』
今日の「愛され妻」
今週になり急に朝晩の気温が下がりました。寒暖差に弱いのと、先週末から大変だったので、今週は自宅学習の日々です。夫がくれたお花のおかげで机まわりが華やかで明るい気持ちになります。