中小企業診断士 二次試験 事例Ⅱの基本
どーも、かまかまです。
中小企業診断士二次筆記試験まで1ヶ月を切りましたね。
あと1ヶ月しかないではなく、まだ1ヶ月もあるという思いで最後まで頑張ってください。
ここまで頑張ってきたのですから、気を緩めることなく最後まで頑張り通しましょう。
さて、今回は事例Ⅱの基本について書いていきます。
私の場合、令和元年の事例Ⅱではターゲットを外してしまい、4事例中一番低い点数でしたが、
それでも何とかA評価は確保できました。
目次
ターゲットはデモ・ジオ・サイコ
ターゲットの選定にはデモ・ジオ・サイコに注意して下さい。
デモ:デモグラフィック 人口統計(40代女性)
ジオ:ジオグラフィック 地域(高級住宅街に住む)
サイコ:サイコグラフィック 趣味、嗜好(デザイン性を重視する)
令和元年問2のターゲットを丁寧に解答するなら「高級住宅街に住みデザイン性を重視する40代女性」となります。ただし、全部入れるには字数の制限もありますので、重視するポイントを押さえて解答して下さい。
施策はDNDK
施策を問われる問題ではDNDKで解答します。
D(誰に:ターゲット)
N(何を:商品、サービス)
D(どのように:方法)
K(効果:売上単価向上、客数増加、固定客化)
事例Ⅱはマーケティングの問題です。そのため、最終的に売上向上につながる施策を解答して下さい。また、施策の問題はB社の強みや機会を活用して解答することが望ましいです。令和元年の問題だと第1問で解答している強みや機会を使用するといいでしょう。逆に施策を先に解答しておいて、使った強みや機会を第1問の解答とする方法もあります。
アイデア勝負ではない
私は令和元年の事例Ⅱでターゲットを「衣料品店や宝飾品などのファッション関連の店」としました。多くの方が「貸衣装店」と解答している中、私の解答ではあまり得点が入っていないと思われます。その中でもA評価が取れたのは、与件文に書いてある言葉を使い、与件文に書いてあることを解答にしたからだと思っています。
施策を問われた時に、まれにすごいアイデアが思い浮かぶことがあります。特に自分に関わりのある業種だと、他の人が思いつかない素晴らしいアイデアが出てきます。
でも、それは求められている解答ではありません。
解答はあくまで与件文(設問文含む)と一次試験の知識の中から答える必要があります。他の人が思いつかないアイデアは自分の経験を基にしているアイデアです。今後、診断士として活躍するには自分の経験を基にしたアイデアは大事ですが、試験の解答としては使えません。
もう一度、与件文に立ち返って解答を考え直してください。
今日の「愛妻家」
先週は何も言わずに美味しいおかずの最後の1個を食べていた妻ですが、こないだはやさしく譲ってくれました。
ありがと~。