中小企業診断士 養成課程について調べてみた
どーも、かまかまです。
二次筆記試験が終わり一週間が経ちましたが気持ちは落ち着いたでしょうか?
各受験校の採点サービスや解答解説会なんかもありますので、利用するのもいいですよ。
先日ココスタの二次筆記試験お疲れ様会に参加しました。
受験生はみんなもやもやが溜まってる感じでしたね。
後日タキプロのお疲れ様会もありますので、よかったら参加してすっきりさせてください。
さて、今回は以前から気になっていた養成課程について調べてみました。
目次
養成課程って何?
昨年二次筆記試験が終わった後に、一枚のチラシをもらいました。
中小企業診断士になるためのもう一つの道「養成課程」への入学案内チラシでした。
(正確には「養成課程」ではなく、「養成課程実施機関」ですが、「養成課程」に統一)
試験が終わって落ち込んでいた私にとって、「試験を受けなくても診断士になれる」のはとても魅力的でした。
しかし、書かれている金額にひるんでしまい、その後は忘れてしまいました。
その後、取材の学校で養成課程出身の人の話などを聞くと、養成課程という選択肢もありだったと思えるようになっています。
中小企業診断士になるには、一次試験・二次試験に合格して実務補習か実務従事を経て診断士登録する方法と、一次試験を合格して中小企業基盤整備機構または登録養成機関が実施する養成課程を修了して診断士登録する方法の2つの道があります。
この二次試験を受けずに診断士になる方法が「養成課程」です。
養成課程ってどんなとこ?
二次試験を受けなくてもいいならとても楽だと思いがちですが、そうでもありません。
第一に養成課程に進むには試験があります。
実施機関によってそれぞれですが、論文審査や面接などを実施し選抜されるようです。
同期の診断士の中にはこの選抜試験に落ちた人もいます。(その人は二次筆記試験に受かっていたので無事に診断士にはなれました。)
次に実習が大変です。
養成課程の期間は6か月のところから2年かかるところまで、いろいろありますが実習が必ずあります。二次試験後の実務補習や実務従事に変わるものですが、実務補習の1社5日間とは違い、1ヶ月近い期間実習を行うそうです。それを5社行います。これは非常に大変ですが、診断士としての実力はかなりつくのではないかと思います。
大変な一方、同じ実習を受けた同期とはとても仲良くなれるそうです。
お金がかかる
私があきらめたように、養成課程にはお金がかかります。
それぞれの機関で異なりますが、概ね200万円以上です。
試験を受ける場合、受験校に通ったとしても数十万円しかかからないことを考えれば雲泥の差です。
ただし、それはストレートで合格すればの話です。
何年も受験を繰り返すようなら、お金だけでなく時間も非常にかかります。
その時間をお金で買うと考えれば、また違う結論になるかもしれません。
『企業診断2020年11月号』でも養成課程の特集をしています。
また、こちらのブログも詳しく書いてますのでご参考に。
今日の「愛妻家」
奥さんが柿をたくさん採ってきてくれました。渋柿なので、干す必要があるのですが、きれいに干してくれました。(皮をむいたのは私ですけどね。)