中小企業診断士 二次試験 解答用紙を埋める方法(基本)
どーも、かまかまです。
新型コロナウィルスが再び広がってきており、皆さんご注意下さい。
体調を崩して時間を浪費してしまうと、もったいないですよ。
一次試験が終わり、これから二次試験の勉強を始める方もおられるでしょう。
私は初めて二次試験の問題を解いた時、解答用紙に何を書いたらよいかさっぱり分からず、見当違いの解答を書いていた覚えがあります。
今回は、そんな二次試験初心者向けにどうやって解答を作って、解答用紙を埋めるかを書いていきます。
目次
解答のパターンを作っておく
設問で聞かれる内容はある程度決まっているので、それぞれに解答パターンを作っておくと便利です。設問文を読んですぐに解答パターンが浮かべば、後はそこに与件文や一次試験の知識から文言を埋めるだけで解答が出来上がります。
ふぞろいや勉強会(勉強会については前回のブログを参考にして下さい)で他の人の解答を参考に自分のパターンを作ってください。
いくつか私が使っていたパターンを紹介します。
理由、要因を聞かれた場合
「理由は①〇○○〇②××××+効果」
最大の理由(要因)を聞かれた場合
「最大の理由は○○〇○○〇である。具体的には×××、△△△だからである」
施策を聞かれた場合
「誰に(ターゲット)+何を(商品、サービス)+どのように+効果」
課題を聞かれた場合
「現状分析+理想的な状態になる方法」
ただ、解答のパターンを用意することは大事ですが、それに当てはまらない場合もあるので注意が必要です。
与件文(設問文含む)を活用
解答には当然与件文を活用します。
自分の今まで経験や一次試験の知識だけで解答することはできるだけ避けましょう。
自分のよく知っている業界が出題されると有利のように思いますが、実は与件文を無視して自分の知識で書いてしまって失敗したというケースをよく聞きます。
試験では与件文の範囲で解答してください。
また、解答には文字数の関係でどうしようもない場合を除いて、できるだけ与件文の言葉をそのまま使用するようにしましょう。
与件文の言葉をそのまま使用することによって、採点者に対してちゃんと与件文を読んでるよというアピールになります。
Twitterでよく行われている春秋要約をやると、要約のトレーニングになりおススメです。春秋要約は日経新聞のコラム春秋を40字でまとめてTwitterに投稿し、みんなに見てもらうというものです。Twitterで #sjyouyaku と検索すると出てきますので参考にしてみてください。
一次試験の知識を活用
さらに、解答には一次試験の知識も活用します。
一次試験の中でも、企業経営理論、運営管理、財務会計の知識が二次試験で必要になってきます。
この3科目の中でも、二次試験で頻繁に使われる知識は限られていますので、自分で書き出して整理してもいいですし、市販のテキストを利用するのもいいでしょう。
私の場合TBCの『速習2次試験対策2次テキスト』の抽象化ブロックシートを活用していました。
また、100字訓練という方法もあります。これは一次試験の知識を100文字で書く練習で、一次試験知識の定着と100字の字数感覚が身につきます。
例えば「事業部制組織のメリットとデメリット」や「成果主義のメリット、デメリット、留意点」を100字で書くという形です。
先程も書きましたが、一次試験の知識だけで書くと一般論になってしまい与件文の企業に当てはまらないことがあります。与件文と絡めて一次試験の知識を活用してください。
ただし、試験本番で解答欄が大幅に余ってしまって書くことがない、もしくは何も思い浮かばない場合は一次試験の知識で解答欄を埋めるのはありだと思います。
今日の「愛妻家」
新型コロナウィルスの影響でバドミントンに妻ストップがかかっています。
バドミントンは接触プレーがないので問題ないと思うんだけど…。