【素敵ハウス】匠の補修!マイスターサワさんに階段の傷を直していただきました!
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
先日うっかりミスが重なって、自宅に傷をつけてしまいました。
新築からもう何年も経ったとはいえ、たくさんの職方さんが大事に丁寧に建ててくださった素敵ハウス、そのショックは決して小さいものではありませんでした。
目次
補修の匠、マイスターサワさん
新築の打ち合わせ時に、担当営業さんから噂に聞いていた「マイスターサワさん」
うっかりつけてしまった傷を元通りに直す補修の腕前は匠の技です!
どこに傷があったのか全くわからない仕上がりはまるで魔法のようです。
(実際は魔法でなくて、細やかで根気強い緻密な作業のたまものなのです。)
今回も幸いなことに、マイスターサワさんが補修を引き受けてくださいました。
我が家に来ていただくのは5年半ぶりです。
サワさんに直していただけると決まって、自宅に傷をつけてしまって落ち込んだ気持ちもずいぶんと和らぎました。
マイスターサワさんは、「お会いできるのは嬉しいけれど、こういう(不遇なアクシデントで家に傷がつく)ことでしかお目にかからないから複雑ですよね。」と、私の気持ちをピッタリ表現してくださいました。
ビフォーアフター
ビフォー(補修前)
アフター(補修後)
生憎と用事で外出していた夫は、帰宅後に「さすがサワさん、全くわからないね~」と言いながら、補修したのとは違う段板を見ていました。
そのくらい違和感のない仕上がりなのです。
普通に直すと新品同様ピカピカになってしまうところを、経年で変化している他の段板と同じような感じを繊細な筆遣いと匠の色合わせで表現してくださいました。
安心感と信頼感
マイスターサワさんが引き受けてくださったら大丈夫という安心感と信頼感、いったいどこからくるのか考えてみました。
マイスターサワさんは凄腕の職人さんだというクチコミ。
マイスターサワさんによる補修を実際に体験したことによる納得感。
マイスターサワさんが持つ、建築部材や傷の種類に応じて最適な補修材料と補修方法を選ぶことができる豊富な知識経験。
素人目には「単なる板」にしか見えなくても、表面がプリント化粧なのか突板なのか、中身がMDFなのか集成材なのか、いろいろと違うわけです。
「凹み傷はやすりで削って、パテで埋めて、クレヨンで塗ったら大丈夫!」
とは限らないわけです。
ちゃんと部材に合った材料と方法を選んで直してくれる、そこが他とは違うマイスターサワさんの魅力なのです。
しかもですよ、私が横で一日中ず~っと見ていても、話しかけても、嫌な顔ひとつしないで許してくれる広い心の持ち主です。
(本当はとても作業しにくいんだと思うのですが、滅多にない機会に舞い上がってしまい、いつも邪魔をしてしまいます…)
つい思わず、人生相談までしてしまう、そしてそれに含蓄のある言葉を返してくれる、家の補修だけでなく、心のモヤモヤまで補修してくれる、さすがのマイスタークオリティです。
どうやって伝えるか
他人に物事を伝える(説明する、教える)ことはとても難しくて、サワさんはどういう風に伝えているのか尋ねてみました。
本当はもっと丁寧なお話でしたが、私の理解が足りない部分を皆さんのお心で補って読んでくださいね。
相手には同じものが見えていないということを知っていないといけない
誰かが何か(ちょっと丁寧でない)作業をしている。
自分は、そういうことをしたら傷がつくということを知っている。
でも、相手は「私は今まで傷をつけたことはありません。」と言う。
「いや、ここに傷がついているよ。」と言って、傷のところを見せるんだけれど、相手には伝わらない。
何度も言っても伝わらない。
しまいには、「えっ、これが傷ですか!?」という返事になる。
同じモノを見ていても、自分には明らかに傷が見えるんだけれど、それに気づかない、それが見えない人もいるということを、教える方はわかっていないといけない。
見たらわかるやん!とついつい言いたくなるのですが、同じモノを見ているようで実はそうではないということを心しなければと感じ入りました。
100のうち80で合格なら、20は伝わらない
100の知識があって、80で合格なら、80で合格した人が教えるとき、残りの20は伝わらない。
自分では100だと思っていても、80しか持っていないのだから、伝えられない。
そういうのがどんどん重なって、100から離れていってしまう。
100を頭の中に持っていても、100をそのまま口で伝えられるとは限らないし、100と自分とのギャップを埋める努力は、いくつになってもどれだけ経験を重ねても続けていかなければならないのだなと、身の引き締まる思いがしました。
思いを汲み取る
マイスターサワさんが、マイスターサワさんたる所以は、「思いを汲み取る力」にあります。
一生に一度のマイホーム、並々ならぬ覚悟で挑むわけです。
(ローンとか、ローンとか、ローンとか…)
そうすると、どうしても思い入れが強くなりすぎてしまう。
ちょっとの傷も受け入れられなくなってしまう。
単に傷を補修するだけなら(仕上がりのレベルは月とすっぽんでも)誰でもできるのかもしれませんが、マイホームを大事に思う施主の思いを汲み取ってその気持ちに応えてくれる、その違いが他とは全く違うのですね。
思うようにいかない修士論文にくさくさしていた気持ちも、マイスターサワさんの真摯なお仕事ぶりを拝見して、心改めなければと反省しました。
いつか必ず、マイスターサワさんのように相手の気持ちに寄り添ってすくい上げることができる、そんな税理士になりたいと強く思います。
今日の「愛され妻」
アマゾンで注文した夫のランニングベスト?(ランニングリュック?)が届いたので、試しに羽織って(背負って?)いたら、夫が帰ってきました。
「なかなかイイ感じやん~」と嬉しそうに、今日もまたランニングに出かけました。
昨日は我が家近くの建築現場を偵察に行ってきてくれたのですが、今日は断られました…