税法免除大学院 「国会会議録検索システム」を使って修士論文に国会答弁から立法趣旨や用語解釈を入れよう!
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
今回は、あまりなじみのない参考文献として「国会会議録」をご紹介いたします。
目次
国会会議録検索システム
国会会議録検索システムでは、第1回国会(昭和22年5月)からの本会議・委員会の会議録を、テキスト又はPDFで閲覧することができます。
しかも、無料です!
国会における政府答弁
本会議以外に、古くは大蔵委員会、現在では財政金融委員会、こちらで税法に関する会議が行われます。
立法案や改正案などを議題とするときには、担当大臣や政府参考人である関係省庁担当者からその趣旨説明がなされます。
本会議・委員会における政府答弁も、立派な参考文献になります。
国会会議録検索システムの使い方
国会会議録検索システムの使い方、こちらから基本的な使い方を知ることができます。
修士論文本文に引用するときは、テキストを使う。
参考文献として保存するときは、PDFを使う。
テキスト・PDFをうまく使い分けましょう。
話し言葉を引用するのは難しい…
会議録ですから、基本的にすべて話し言葉で記されています。
一方の修士論文は書き言葉で書きますよね。
本文で、書き言葉と話し言葉が混じると、なんか読みにくいのですよね。
いろいろと試行錯誤して、どうしても本文で引用するときは必ず「」でくくることと、できるだけ脚注部分で紹介すること、に落ち着きました。
一文の一部分だけ引用したい…
国会答弁、とにかく一文が長い!そんな傾向を感じます。
その文章の後半は要らないな~というとき、どうやって引用すればいいのか悩みますよね。
「……であるから、……でございまして、/ ……につきましては、……でございます。」
こういう文章の、「/」の前までを引用する方法を紹介します。
① 「……であるから、……でございま(す)。」
② 「……であるから、……でございま」す。
①は、「して」を「す」に置き換えたよ、という印として()でくくっています。
②は、引用した部分は「」の中身のみ、付け足した「す」を「」の外で示しています。
どういう引用をするのかは、好みの部分が大きいのですが担当教授の指示に従うのが無難かなと考えます。
今日の「愛され妻」
修論に集中していて献立を考える余裕がないので、おでんを炊きました。
私は餅きんちゃくを食べないので、夫に食べるようすすめたところ、
「奥さん、餅きんちゃく好きやろ。食べや~。」
という返事が。
お互いに相手が好きと思い込んでいたみたいです。