税理士試験 理論暗記は読経のように、ただひたすらに読み上げる!?
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
「理論暗記は、写経のように書く、読経のように読む!」と、教えてくれたのは財表の講師でした。
今まで半信半疑でしたが、このたび身をもって体験したので、ご紹介します。
目次
毎日ただただ読み上げていた!
12月はじめに1週間ほど、書寫山圓教寺に通っていました。
お世話になっているお坊さまが修法されていたからです。
毎日、お経や真言を繰り返しただひたすらに読んでいました。
意味なんてサッパリわかりません。
漢字の横のひらがなをただただ読んでいただけです。
もちろん、覚えるつもりなんて全くありませんでした。
いつの間にか覚えていた!
毎日同じ修法だったので、基本的に同じ流れで進行します。
ところが、1回だけ、お手伝いのお坊さまが何かを謡っていたのです!
それがとても印象深くて、夫に話をしました。
「お勤めの最初の方で、般若心経をお唱えする前に、お坊さんがなんか謡ってはったけど、あれは声明(しょうみょう)ていうねんて~」
「般若心経は、
まーかーはんにゃーはーらーみーたーしんぎょー、かんじーざいぼーさつぎょーじんはーらー…
って単調なんだけど、
声明は、〇〇~〇~〇~○○○○~…
って、1/fゆらぎ(←古い…)でてるねんで。」
すると、夫が
「奥さん、よー覚えてんなー!」
と、とても驚いていました。
私も、『あれ?なんで言えるんやろ?いつの間に覚えたんやろ?』と不思議でした。
毎日音読、すごいんじゃないか!?
お経すべてを覚えているわけではないのですが、部分的に覚えていました。
読み方(節回し?)が独特なところとか、ちょっと印象的な読み方の部分とかです。
毎日、1回か2回だけ、大きな声で読み上げていただけです。
ちなみに、お唱えしているときは、
『お坊さんと息継ぎのタイミングをずらせば、お経が途切れないゾ』とか、
『息継ぎの限界まで挑戦するゾ』とか、
そんなアホなことばかり考えていました。
覚えようとしないでこれだけ覚えられるということは、
覚えようと本気で毎日音読したらもっとたくさん覚えられるハズだ!ということです。
肩の力を抜いて、ブレずに、淡々と
私は、幼稚園児の頃に、三輪車でドブに頭から落ちたことがあります。
『なんかドブに落ちそうや~、落ちたらアカン~、嫌や~』
と思っていたら、ホンマに落ちてしまいました。
そのときに学んだことは、「アカンと思ってたら、本当にそうなってしまう」ということです。
アカン、嫌や、と思っていたら、肩に力が入ってしまいます。
アカン、嫌や、それに目を向けたら、ゴールから目をそらすことになってしまいます。
理論暗記も、同じことです。
理論暗記は苦手や~、
理論暗記は嫌や~、
理論なんて覚えられへん~、
などと言うのは止めましょう。
できない理由(=言い訳)を口にするのではなく、
できる方法を考えましょう。
肩の力を抜いて、本試験で合格答案を書くというゴールを見据えて、淡々と、勉強を続けましょう。
今日の「愛され妻」
久しぶりにサンマルクカフェでデニブランを食べました。やっぱり美味しい!
独りで食べたという背徳感が、より一層、美味しさをアップさせます。