【素敵ハウス】排水管のスタートはお風呂からが最適な3つの理由
マイホームを計画する上で、最も楽しく最も頭を悩ませるのが「間取り」です。
生活導線を考えて収納スペースも確保して…と間取りの打ち合わせは進みます。
おそらくほとんどの人が打ち合わせの話題にもしない『排水管のルート』について、打ち合わせの早い段階から考慮に入れた方がいい理由とともにご紹介いたします!
目次
なぜマイホーム打ち合わせの早い段階で排水管のルートを考えるのか?
壁紙や建具などは建て始めてからでも変更は可能です(追加費用が掛かる場合もあり)が、排水管は基礎(家の土台)工事のときに施工します。しかも、地面の下に通す管の部分の工事です。
基礎ができてしまってから変更するとなると、費用も工事日数もかさみます。無理と言われる可能性もあります。
こういった理由から、排水管のルートについてはマイホーム打ち合わせの早い段階で考えるようにしましょう!
排水管のスタートはお風呂からが最適な3つの理由
最近のトイレは節水型である!
最近のトイレは1回流すのに4~5リットル程度しか水を使いません。
昔の洋式トイレは13リットルほど水を使っていたことを考えると大幅な節水ですね。
少ない水量で流せるのは便器から排水管に到達するまでのはなしであって、今も昔も排水管から公共の下水道まで流れ着くにはある程度の水量が必要なのです。
もしもトイレが排水管のスタートだと…排水管に汚れが残りやすくなりますよ。
台所は油汚れがでる!
食洗機を取り入れている家庭の場合は、食器洗いに使う水量も手洗いに比べて少ないです。
美味しいご飯というものは油が多いものなのです!トンカツとかハンバーグとか。
油は冷えると固まります。固まった油は排水管にこびりついてしまいます。
排水管にこびりついた油汚れをどうやって落とすのか…考えただけでゲンナリしますね。
だからお風呂を排水管のスタート位置にしよう!
お風呂のお湯の温度は40度前後です。
浴槽に入るお湯の量はおおよそ200リットルです。
つまりほぼ毎日、お風呂に入るだけで勝手に排水管を洗浄できているのです!
浴槽の栓を外すと一気に排水しますから、それなりの勢いがあります。
業者さんに高圧洗浄を依頼するとお金が掛かります。特別なことは何もしなくても、お風呂に入るだけで排水管の洗浄ができるのですよ。ちょっと間取りを工夫して水回りの配置を考えてみませんか。
排水管はできるだけ直線が良い!
曲がりくねった道の先に待っているのは幾つもの小さな光(by絢香×コブクロ)らしいですが、曲がりくねった排水管の途中にあるのは角の部分の汚れです。
曲がりくねった排水管を通る水の勢いも角に当たって削がれてしまいます。
排水管はできるだけまっすぐ直線にしましょう!メンテナンスが違います!