【読書】悩まない 禅の作法ー「今ここ」に集中する!
悩まない禅の作法 枡野 俊明 著 を読みました。
他の本を探しに行った書店でたまたま手に取ったものです。ひとつの話は見開きページで読み終わるものがほとんどです。ちょっとしたスキマ時間にささっと気になる話を読むもよし、腰を据えてじっくり隅々まで読むもよし、あまり説教臭くなくて読みやすい本です。
目次
頭の雑音
私は基本的に迷わない、即断即決タイプです。
パッと見聞きした事柄に対して、即座に複数のパターンが頭に浮かび、あれこれ検討して結論コレ!とすぐに考えが定まります。そのせいか、常に頭はフル回転気味というか、常に何かしら考えている状態な気がします。たまには頭をクリーンな無の状態にしてみたいなぁと思い、この本に興味を持ちました。
この本で指す「頭の雑音」とは、迷いや悩みのことです。人は生きている限り、選択の連続です。何かを選び、何かを捨て、その繰り返しの中で悩みという「頭の雑音」が生じるのでしょうね。
明日があるさ…?
『明日に希望を持って生きることも大切です。しかし、明日という存在を、問題を先送りする言い訳にしてはいけません。』
ついつい、明日でもいいかなぁ~と面倒なことを後回しにしてしまいます。明日も今日と変わらず生きていると勝手に思い込んでいます。しかし、今のこの一瞬が人生の最期だとしたら、ダラダラせずにもっと真剣に物事に取り組むのではないかと説いています。
志のある人は自分がいつか死ぬと知っているから努力をする、努力をするからこそ成功することができる、成功する人としない人の違いは「切に生きているか」どうかだと。
ダラダラなんとなく勉強していた自分が恥ずかしくなってきました。
今ここに集中する!
5分からはじめてみる。1回の呼吸からはじめてみる。
理論1題からはじめてみる。計算個別1問からはじめてみる。
どんなことでも100日続けばそれは自分の習慣になります!