税法免除 大学院 修士論文作成に必須のWordテク「相互参照」を脚注番号に使おう!

書寫山圓教寺 常行堂 阿弥陀如来坐像

税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。

金子宏先生の『租税法』、修士論文では何度も引用しますね。
同じ参考文献をくりかえし引用するとき、どのように脚注表記すればよいのでしょうか。

前に引用した参考文献は、金子・前掲注〇)◇頁。

1)金子宏『租税法』(弘文堂、第23版、2019)◇頁。
2)金子・前掲注1)◆頁。
3)金子・前掲注1)□頁。

2回目以降の引用は、上記のように省略して脚注表記をします。

「相互参照」を使う!

金子・前掲注〇)の〇に初回の脚注番号を入力します。
この数字は手入力しなくていいんです。
むしろ手入力しない方がいいんです!

金子・前掲注〇)の 〇 のところにカーソルを置き、
参考資料タブから「相互参照」をクリックします。
参考する項目から脚注を選び、脚注の参照先から該当の番号を選択して、挿入をクリックします。

これだけで、金子・前掲注〇)の〇に初回の脚注番号を自動で入力できます。

脚注番号が増えてくると、前掲の番号もズレることがしばしばあります。
そんなときは、金子・前掲注〇)の〇を範囲指定して「F9」をクリックすると最新の番号に更新されます。

無理しないでもいい、正確に表記できないなら、潔く!

金子・前掲注〇)◇頁。と表記していても、その注〇)の脚注が全く違う参考文献のことがあります。

理由は2つ考えられます。

1つは、「相互参照」の番号を更新していないこと。
これは更新さえすればいいので修正は簡単です。

もう1つは、注〇)の数字部分を手入力していること。
この場合は、ちょっと厄介です。
100個も200個もある脚注番号から、重複する参考文献のものを文献ごとにピックアップして番号をつけ直さなければなりません。
考えただけで面倒すぎます…

この「相互参照」はとても便利な機能ですが、使いこなせないようならば、潔く使わない方が脚注表記のミスを減らせます。

すべての脚注表記を初引用と同じように書けばいいのです。
1)金子宏『租税法』(弘文堂、第23版、2019)◇頁。
2)金子宏『租税法』(弘文堂、第23版、2019)◆頁。
3)金子宏『租税法』(弘文堂、第23版、2019)□頁。

必ずしも「相互参照」を使わなければならないことはないのです。
肝心なことは適切に脚注表記することなのですから。

今日の「愛妻家」

昨日はいい夫婦の日ということで、奥さんに付き合って一日中書写山にこもってました。お寺に通いすぎて、ほぼお寺のお手伝いの人になっている奥さん素敵です。(夫談)


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