税法免除 大学院 修士論文作成に必須のWordテク「アウトラインレベル」を「スタイル」に指定しよう!

税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。

先週のブログで、修士論文をWordで作成するには「スタイル」が欠かせないことをお伝えしました。
今日は、その「スタイル」に「アウトラインレベル」を指定すると便利だよ~ということを紹介します。

「アウトラインレベル」とは

章とか節などのみだしタイトル、文字を大きくしたり太くしたりと強調しますよね。
文字だけを変えても「アウトラインレベル」を変えていないのならば、Word的に【本文】と同じ扱いになるのです。

一般的に、みだしの大きさ(順番?)は〔章→節→項〕ですよね。
〔章〕はレベル1、
〔節〕はレベル2、
〔項〕はレベル3、
と、「アウトラインレベル」を指定して、この段落は【本文】ではない【みだし】なんだと認識させましょう。

論文の最初から最後まで、ずっと【本文】という「アウトラインレベル」のまま、文字サイズやフォントだけを変えて、目次ページやみだしタイトルも作っていくこともできなくはないのですが、論文執筆以外の作業的な部分が大変になります。

「アウトラインレベル」をみだしの段落に指定すると、Word的に、『あ、これは第一章のみだしだ、こっちは参考文献のみだしだ。』と正しく認識できるようになります。

「アウトラインレベル」を「スタイル」に指定する

すでに「スタイル」は作成している場合、「アウトラインレベル」の指定は簡単です。

「ホーム」タブにある「スタイル」から、章に該当する「スタイル」を右クリックして「変更」を選択します。
「書式」ボタンをクリックして、「段落」ウィンドウから「アウトラインレベル」を「レベル1」に指定して、「OK」をクリックするだけです。

同じようにして、節はレベル2、項はレベル3を指定しましょう。

「アウトラインレベル」を「スタイル」に指定して「目次」を自動作成しよう

目次ページ、自分で手入力していませんか。
加筆修正を加えていくと、みだしタイトルを変更したり、ページ数が変わりますよね。
これらをわざわざ目で確認して手で入力していたら時間も手間もかかりますし、間違いの元です。

「アウトラインレベル」を指定した「スタイル」を適切に使えば、目次ページは自動で作成できちゃいます!

途中でみだしタイトルを変更しても、章を入れ替えても、ページ数が増えても、大丈夫なのです。
「目次の更新」という作業さえすれば自動的に最新の目次へ更新できますよ。

「アウトラインレベル」を「スタイル」に指定して「ナビゲーションウィンドウ」を活用しよう

「ナビゲーションウィンドウ」は、「表示」タブのなかにあります。

最初のころは、この「ナビゲーションウィンドウ」の便利さを理解できませんでした。
邪魔だな~とか思っていました。

でも、この「ナビゲーションウィンドウ」はとても便利なのです!

例えば、第二章と第三章を入れ替えたい、と思ったとき、どうしますか?
その部分の本文をコピペして入れ替えますか?
1ページくらいならそれでも構わないでしょうが、修士論文では各章が数ページから10ページ以上になることがあります。
そんな何ページにもわたる本文をコピペするなんて面倒くさいですね。

その面倒くさいを、「ナビゲーションウィンドウ」が解決します。

「ナビゲーションウィンドウ」上で、入れ替えたい章なり節なりを掴んで、入れたい部分に移動させるだけです!
たったこれだけで、本文は魔法のように入れ替わっています。

修士論文も佳境を迎えると論文構成の組み直しをすることがあります。
このテクを使ってさくっと簡単に入れ替えしましょう!

おすすめWord教本

こういったWordの便利な機能、どうやって勉強するの?と聞かれます。
私はこちらの書籍2冊で勉強しながら修士論文を作成しています。
「スタイル」も「アウトラインレベル」も、修士論文を作成する初期の段階で設定しましょうね。
書き出してからだと修正が面倒ですよ。

今日の「愛され妻」

大きな渋柿をいただきました。
そのまま完熟させると甘くなるのですが、せっかくなのでつるし柿にしました。
このつるし柿用の木枠は、5年半前に(我が家を建ててくれた)建方の職長さんからいただいたものです。
5年半前、夫は中小企業診断士なんて夢にも思ってなかったし、私も税理士試験の勉強をはじめる前でした。
私が税理士試験の勉強をはじめてから、生活も何もかも一変しました。
今の私がその頃の私にアドバイスするとしたら、「インフルエンザ予防接種をすること」と「親知らずは早めに抜く覚悟を決めること」と「電卓は上達しないけど気にしないこと」の3つですね。

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