税法免除 大学院 研究計画書・修士論文(骨子)の書き方【超ざっくり版】
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
今まで何度か研究テーマの選び方はご紹介してきました。
「テーマは決まったけど、次はどうすればいいのよ?」
というブログ読者様の声が聞こえたような気がしますので、超ざっくり版ですが、研究計画書・修士論文(骨子)の書き方をご紹介します。
この方法で書くと、おおよそA4用紙2~3枚程度のものができます。
真剣に書きはじめる前のたたき台として、判例報告の練習として、教授に「このような内容でよろしいでしょうか?」と尋ねるレポートとして、ご活用ください。
目次
研究計画書・修士論文(骨子)で書くこと
最初は、箇条書き&一文を短く、を心掛けましょう。
テーマに対する「疑問」と自分の「解答」
テーマを決めたとき、「何かおかしい、何か気になる」と感じたはずです。
その「何か」を「これ」と言えるようにしましょう。
そうしてでてきた「これがおかしい」という疑問を、研究計画書・修士論文の【序章】として使うのです。
そこから、「これがおかしい」という疑問に対する、自分の「解答」を考えます。
例えば、「これがおかしいから、こういう風に変えるべきだ」というような感じです。
この自分の「解答」が、研究計画書・修士論文の【結論】につながるのです。
判例から「原告」「被告」の意見、それらに対する「裁判所」の判断
裁判ですから、「原告」「被告」の意見は対立していますよね。
どこがどう対立しているのでしょうか。
それに対して「裁判所」はどんな判断を下したのでしょうか。
あなたが選んだテーマに関する【問題点】が浮かび上がってくるはずです。
参考文献から「学説」
学者の先生や実務家の先生が、判例に対して論文を書いておられます。
判例評釈だとか判批だとかいうものです。
裁判所の判断に賛成の意見もあれば反対の意見もあります。
代表的な論文をいくつか取り上げて、このような【学説】があると書けますね。
研究方針
ここの部分は、ふわっとしか書けないかもしれませんが、
・この判例とこの判例を比較します
・この問題点について検討します
・こういう資料を集めます
といった内容で、おおよその研究方針を書きましょう。
調べを進めると研究方針は変わっていくものなので、あまり細かいことは気にせずに。
「疑問」が浮かぶか?「解答」が思いつくか?
研究テーマが決まって、資料も集めて、さあ書くぞ!となったときに、何も書けないことがあります。
どうしてなんだろう?とよく観察してみると、そのテーマに対する自分なりの「疑問」と「解答」がなさそうなのですね。
最初はどんなにつたない文章でも構わないし、実は間違っている内容でも構わないのです。
最終的に修正されていきますから。
自分なりの「疑問」と「解答」が思い浮かぶかどうか、という基準で研究テーマを見つめてみましょう。
この研究計画書・修士論文(骨子)の書き方【超ざっくり版】を実際に試すことで見えてくること間違いなしですよ♪
『大学院ルートで税理士になる!』
今日ご紹介した超ざっくり版ではなくて、もっとちゃんとした研究計画書・修士論文の書き方を知りたい方に、おすすめの書籍が発売されました!
研究計画書への対策法、修論のコツなど、役立つ情報が満載!
税理士試験受験生だけでなく大学院生にとっても必読の一冊ですね。
今日の「愛され妻」
毎月1日は、いろいろ細かいものの交換をします。
換気口のフィルター、浄水カートリッジ、歯ブラシなどなど。
私「夫の歯ブラシ、どんなん買う?」
夫「あ~、会社で使ってるヤツがいいな~」
私『どんなんかわからん…』
というわけで、お昼休みに写メを送ってもらいました。