税法免除大学院「修士論文の書き方」は講義で習うのか?
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
「修士論文の書き方」について質問をいただきました。
もしかしたら、同じように考えている方がいらっしゃるかもしれませんので、ブログでもお答えします。
目次
「修士論文の書き方」という授業は存在しない
大学院は、基本的に、自ら研究を行うところです。
義務教育のように、先生が教えてくれるのを座って聞いているところではありません。
講義科目も「租税法」や「会社法」など専門的な内容のものがほとんどです。
基本的に「修士論文の書き方」という授業は存在しないのです。
ゼミにおいて、教授より「修士論文の書き方」のご指導を受けられることがあるかもしれません。
しかし、本来、修士論文の指導というものは、内容面に対するものです。
履修要項やWord教本に載っているような事柄は、教えてもらうようなことではありません。
このようなことは、自分で確認しておきましょう。
インターネットで「修士論文の書き方」と検索すると、いくつか参考になるPDFを閲覧することができますよ。
複数の方法があるけれど…
表記は、様々なスタイルが存在します。
参考文献の紹介方法などで細かい違いを見つけて混乱するかもしれません。
それは例えば、茶道における表千家、裏千家並びに武者小路千家、いずれも茶道の流派でありどの方法もその流派においては正解であるということと同じだと考えてください。
金子宏教授の『租税法』を例に挙げますと、どちらの書き方も正しいのです。
金子宏『租税法』(弘文堂、第23版、2019)
金子宏.2019.『租税法』.第23版.弘文堂
しかし、1つの論文で、これら2つをごちゃ混ぜに使うことはダメです。
肝心なことは、これと決めた方法で統一することです。
レポートからまずはじめてみよう!
講義では、発表やレポート提出がありますね。
レポートは、修士論文や研究計画書とは違いますから、書式や体裁など気にせず作成する院生がほとんどです。(私もです。)
これは全くもってもったいないことです!
1年生のころから、普段の講義から、「修士論文の書き方」を意識してレポートを作成しましょう。
実際に書こうとしてみると、『あれ?これってどうすれば…?』という疑問が湧いてきます。
レポートの提出時に、その疑問を教授にお尋ねするのです。
「修士論文の書き方」の指導を受けたいならば、まずは院生自身がそれに則って書いてみなければ、自分自身で不明点も疑問点も把握できませんよ。
「修士論文の書き方」ブログ記事はこちら
今日の「愛され妻」
2018年8月の本試験後にブログをはじめて2年弱、今日でブログ記事400個目です。
週3回(月水金)更新でこれからも続けていきます。
こないだ買ったポテトチップスを持って、『味のとり~こにぃ~、と~りこになりました!』と歌っていたら、夫に、『カップスターちゃうから! 夫も同じこと思ったけど、言わへんかったのに…』と呆れられました。