国立国会図書館関西館に行ってきました!
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
お盆休みを利用して、京都府相楽郡精華町にある国立国会図書館関西館に行ってきました!
6時間近く滞在し、250枚ほどコピーしました。7冊の書籍と7件のデジタル化資料を利用しました。
館内はとても広くて蔵書も多くて圧倒されました。
国立国会図書館の便利なサービスや利用上の注意などをご紹介します。
目次
国立国会図書館とは
国立国会図書館とは、国会に属する国立の図書館です。全国に3館(東京と京都)あります。
国立国会図書館は議員の調査研究に資するため設置(国会法第130条)されていますが、18歳以上の方であれば誰でも入館・利用することができます。
国立国会図書館の特徴
一般の図書館とは異なる点についてまとめました。(※国際子ども図書館は除きます)
利用資格がある
「満18歳以上なら誰でも入館・利用できます」ということは、
「満18歳未満は入館・利用できない」ということでもあります。
一定の要件を満たせば満18歳未満の方でも利用できる場合があります。
詳しくは、満18歳未満の方へ
貸出はできない
個人に対して資料の館外貸出はしていません。
基本的に、国会図書館内の閲覧室で資料を利用することができます。
一部の資料については「図書館間貸出サービス」が利用できます。この場合の閲覧は、貸出し先の図書館内のみとなります(図書館外への持ち出しはできません)。
原則として利用者登録が必要である
利用者登録をしなくても、簡単な手続きのみで入館することは可能です。
しかし、書庫の資料を利用したい、他館の資料を取り寄せたい、というような場合には利用者登録が必要です。
詳しくは、国立国会図書館の利用者登録について
来館せずに利用できるサービスがある
遠方なので国会図書館に行くことができない方でも、インターネットを利用して「国立国会図書館オンライン」から遠隔複写を依頼することができます。
遠隔複写とは、来館することなく複写を申し込み、郵送又は宅配便で複写製品を受け取ることができるサービスです。
詳しくは、遠隔複写サービス
館内にB5サイズ以上のカバンは持ち込みできない
B5サイズ未満のカバンは持ち込みできます。
一部のパソコンケースも持ち込みできますが、入退館時に係員の確認を受ける必要があります。
手荷物保管用にコインロッカー(100円リターン式)が用意されています。
国会図書館に行く前に
蔵書を確認しよう
「国立国会図書館オンライン」でお目当ての資料がどこの館に蔵書されているか確認することができます。
また、同時に閲覧予約(関西館のみ)をすることができます。
マイリストを利用すると便利です。デジタル化資料をマイリスト登録しておくと、館内のパソコンでログインすればすぐにデジタル化資料を利用することができます。
前もって資料を閲覧予約できる(関西館のみ)
関西館所蔵の書庫内資料を事前に予約し、利用日当日には請求手続きなしで利用することができます。
事前予約せずに書庫の資料を利用することも可能ですが、請求から受取までに20分程度時間が掛かります。事前予約することで、確実に資料を利用できますし時間短縮にもなります。
詳しくは、閲覧資料の予約
「インターネット限定登録利用者」の手続きをしよう
通常は、来館当日に「個人の登録利用者」の手続きをすることで入館・利用することができます。
しかし、それでは資料の閲覧予約ができません。
ですので、事前に「インターネット限定登録利用者」として利用者登録をしておくことをおすすめします。
「インターネット限定登録利用者」から「個人の登録利用者」への変更は、来館時に受付で簡単にできますよ。
詳しくは、国立国会図書館の利用者登録について
資料の複写について
著作権法等の範囲内で資料を複写することができます。
ただし、資料の状態によっては難しいこともあるようです。
また、複写は1人1部のみです。ミスコピーは図書館で回収します。
その他、デジタル化資料をプリントアウトすることも可能です。
全ての複写およびプリントアウトサービスは有料です。関西館では電子マネーでの支払いが可能です。
詳しくは、複写サービスについて(東京本館)、複写サービスについて(関西館)
デジタル化資料をプリントアウトする場合は、1データにつき20枚まで、かつ、1送信につき100枚までという制限があります。100枚を超えてプリントアウトしたいときは、新たに送信する必要があります。プリントアウトの受取りは、1送信ごとに行う必要があります。
複写サービスも、どの資料のどの部分(何ページから何ページまで)かを明確にして申請する必要があります。全て申請用紙に記入します。記入しなかった部分の複写はできません。
雑誌掲載の論文ですと、どの部分というのは明らかにしやすいです。
一方、書籍ですと、どこの部分が必要なのか読んだことのないものですと判断が難しいです。こういったケースでは、目次ページも複写しておくことをおすすめします。後になって追加でこの部分も複写が必要だというときに探しやすくなります。
今日の「愛され妻」
お盆休みも終わり、平常運転です。夫は秋からのマラソンシーズンに備えて朝晩の走り込みに熱が入っています。というか、マラソンのシーズンオフってあったのかしら…?