【素敵ハウス】高気密高断熱なのにすきま風?ースイッチ類に防気カバーを付ければ解決!-
この画像のモノは私の素敵ハウスコレクションのほんの一部です。
壁に埋め込まれているスイッチの部材です。黒いボックスの中に半透明の袋状のモノがあるのですが、何かお分かりになりますか?これが埋込防気カバーです!!
Panasonic コスモシリーズワイド21 埋込防気カバー
目次
なぜ高気密高断熱なのにすきま風が発生するのか?
新築マイホームなのに、どこからともなくスースーする…もしかして欠陥!?
欠陥ではありません。それは高気密高断熱が故の宿命です。
最近の住宅は24時間換気システムの設置が義務づけられています。機械で強制的に換気をする仕組みのことです。
この24時間換気システムには3つの種類があります。
第一種:機械吸気+機械排気
第二種:機械吸気+自然排気
第三種:自然吸気+機械排気
機械排気というのは台所や浴室にあるような換気扇に似たモノと思っていただいて結構です。
強制的に排気します。24時間ずっと休みなくです。窓や玄関を開けていなくてもです。
高気密高断熱で窓も玄関も閉め切っている、でも強制的に排気をしている状態…
えっ、家の中の空気が薄くなるの!?えっ、酸欠になりそう!?
いえいえ、酸欠にはなりません。その代わり?、無理矢理に外気を室内に取り込もうとします。
だから、スイッチやコンセントからスースーすきま風が発生するのです!
スイッチ・コンセントには埋込防気カバーをつけてもらおう!
スイッチ類の取付は電気工事の資格を持った人しかできません。
マイホームに入居後、自分でつけることはできません。
建築中の電気工事のときにオプションとして埋込防気カバーをつけてもらいましょう!
その場合だと追加費用も部材費のみで済むことが多いです。
くれぐれも電気工事が始まってから頼まないようにしてくださいね。遅くとも電気配線の打ち合わせのときには依頼をしましょう。小さな我が家でも、スイッチ・コンセントの数は100個ほどもありました。しかも場所によってサイズはまちまちです。発注担当者が大変なので早めに依頼してあげてくださいね。
マイホーム入居後でも構わないのでは…?
もちろん、入居後でも追加工事は可能です。
我が家は入居後に追加工事を依頼して埋込防気カバーをつけてもらいました。
だからこそ!、建築工事中を強くオススメします!!
引っ越しして住んでいる状態の納戸の奥を他人様に見せられますか?
モノで溢れかえった納戸や生活感あふれる脱衣所も、ですよ…(;^ω^)
繰り返します!、建築工事中に埋込防気カバーをスイッチ・コンセントにつけましょう!