書寫山圓教寺 令和3年 修正会 1月18日YouTube配信されました
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
毎年1月18日には、書寫山圓教寺で修正会が営まれます。
今日のブログは、当日の法要ではなく、前日までの準備についてご紹介します。
目次
鬼追い会式 YouTube配信
今日の法要は、YouTubeにてライブ配信されました。
鬼係さん
書寫山圓教寺を開いた性空上人のお供であった護法童子の乙天若天。
若天(赤鬼)の末裔である梅津家の皆さんが一千年以上も鬼係を務めておられます。
鬼係さんのお仕事は多岐にわたり、当日に行われる護法童子の舞踏祈願だけではありません。
鬼のお箸、鬼のお餅、鬼のお花、必要なお道具、会場の設え、ありとあらゆる準備をなさいます。
お餅つき
ご厚意で、お餅つきの見学をさせていただきました。
摩尼殿の真ん中に掲げる「鬼のお餅」は、ひとつで2升ものもち米を使っています。
ひとつの直径は約70センチで、それを測るコンパスは40年(もっと?)ものだとか。
ちなみに、お餅を乗せている板は寛政11年(1799年)作で、なんと222年ものでした!
つきたてのお餅はアツアツで火傷しそうなほどです。
大きな鬼のお餅(3つ)以外にも、御本尊様仏様にお供えする鏡餅(8つ)、小餅(100個以上?)、と次々にもち米を蒸して→ついて→丸めて、と鬼係さんの連携プレーです。
鬼係さんの一族ご当主さんに伺いました。
「自分も、する前は『こんなん熱くてできへん』と思ってた。」
「見てる人からは『熱くないの?』って聞かれるけど、してるときは集中しているから、熱いかどうか考えるヒマがない。」
「熱いとか言うてたら何もできないし。」
「自分がやらなきゃならないことはやるだけ。」
熱いとか大変とかそんなことを考えることなく、自分がすべきことをするだけという姿勢に、一千年の重みとか、一族の皆さんが大事にしているものを感じました。
皆さん慣れた手つきでお餅を丸めたり、次の用意したり。
やってみせて、させてみせて、コツをさり気なく伝授して。
親世代から子世代へ、一緒に身体を動かしながら受け継いでいるんだな~と、貴重な一日を拝見させていただき、ありがたいことでした。
鬼のお花、鬼のお餅
鬼のお花と鬼のお餅は、摩尼殿の外陣中央に掲げられます。
これらは神様の依り代と伺いました。
鬼のお箸
鬼のお箸に紙(牛王宝印の護符)を挟んで水引を掛けるのも、鬼係さんのお仕事です。
ものすごくたくさんのお箸を手作業で丁寧に仕上げます。
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電話079-266-3327(本坊寺務所)
FAX 079-266-4908
e-mail maniden@shosha.or.jp
TwitterDMでも。 pic.twitter.com/lhrRqCU6SI— 書寫山圓教寺 (@engyouji_shosha) January 19, 2021
乙若のYouTube
乙天若天(中の人)のYouTubeチャンネルです。
どうぞ皆さんご覧くださいね(^^♪
今日の「愛され妻」
修士論文を無事に提出できました。
週末に夫が鍋いっぱいにおでんとか炊いてご飯拵えをしてくれたので、ここ1か月なんとか乗り切れました!