税法免除 大学院 研究計画書&修士論文 テーマの探し方 ~他人とは違うモノを書きたい人向け~2020年版
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
「研究計画書」「研究テーマ」といった内容を求めて、当ブログをご覧になる方が多いようです。
そんな皆さんに最近わかった「研究テーマの新しい探し方」を伝授します!
目次
みんなと同じテーマは嫌なんだ!斬新なテーマを探したいんだ!
とても意欲的で素晴らしい心がけです。
しかし、どうやって斬新なテーマを探せば良いのでしょうか。
ほとんどの人は、ここで挫折してありふれたテーマに落ち着きます。
挫折しそうなんだけれど、諦めたくない、そんな大学院生(入学予定者)に向けて、とっておきの秘策です。
私たちが知らないだけで、学界ではたくさんの論文が発表されている!
そうなんです。
法学を研究する先生方は、全国にたくさんいらっしゃって、多くの論文・著作等が毎年発表されています。
過去から引き続き検討されているテーマも、近年話題となり始めたテーマも、とてもじゃないが全部を読むことなんて不可能です。
ところが、なんとここに、この1年で発表された論文・著作等の中から特に注目すべきものを取り上げられている雑誌があるのです!
つまり、この雑誌を読めば、最新研究のトレンドが掴めるということです。
ここに挙げられている文献の中から研究テーマを選べば、斬新さではピカイチ間違いなしです!
では、ご紹介します。ジャジャジャジャーン!!
『法律時報 2019年12月号 通巻 1145号 2019年学界回顧』
租税法 2019年のトレンドは!
何と言っても、金子宏先生米寿記念の『租税法と民法』が真っ先に挙げられます。
(正確には2018年11月発行なのですが、雑誌は前倒しで執筆しますからOKなのですよ。)
肝心の雑誌内容については、ご自身でご確認くださいね。
各項目のタイトルのみご紹介いたします。
1 総論
2 所得税
3 法人税
4 消費税(含・環境税)
5 相続税
6 地方税
7 租税手続法・争訟法・徴収法・処罰法
8 国際課税
9 財政
先行研究はあるのか?選ぶ前に確かめよう!
斬新なテーマを選ぶということは、先行研究に乏しいというデメリットがあります。
参考文献が少ないと、修士論文が独りよがりの内容になる危険性があります。
選んで書き始めたけれど行き詰った…では困ります。
目新しいテーマに飛びつく前に、先行研究が十分にあるのかどうかしっかり確認しましょう!
法律時報 2019年12月号
『法律時報 2019年12月号 通巻 1145号』を、参考文献として載せる場合は、
『法律時報91巻13号 (2019年)』という書き方をします。
巻号の後ろに通巻をかっこ書きで入れるかどうかはどちらでも良いようですが、入れるなら入れる、入れないなら入れない、で統一するように気を付けましょう。
法律時報 2020年12月号
2021年以降に向けて斬新なテーマを探したい方には、こちらもオススメします!
『法律時報 2020年12月号 通巻 1158号』
租税法と民法
金子宏・中里実 編『租税法と民法』(有斐閣・2018年)
実際の文献を探すには
これを読んでも、わかるのは文献タイトルと著者のみです。
肝心の本文を読まないことには研究計画書も修士論文も書けません。
日本国内で発表された論文を検索するには、「CiNii(サイニー)」を使いましょうね。
税法免除 大学院 研究計画書&修士論文 テーマの探し方
今日の「愛され妻」
ハーフマラソンで自己ベスト更新しました。(←夫が)
マラソン大会当日の朝ご飯にお餅を食べるのが、マラソン完走の秘訣です。
途中で失速したりスタミナ切れを起こすランナーさんは、「朝にお餅3個」ぜひお試しくださいね。