【読書】法律のルールを知れば恐くない!「法律を読む技術・学ぶ技術」を再読しました
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
ちょうど1年前に買った「元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[改訂第3版]」を、ふたたび読みました。
目次
法律には「お作法」がある!
法学部で法律を学んだ経験のある人にとっては当たり前のことでも、そうでない人にとってはチンプンカンプンなのが法律独特の「お作法」です。
漢字表記かひらがな表記かを含めた接続詞の使い方、法律の構造(総則から順番に細かく)、原則と例外、いろいろとあります。
知らない者にとっては非常にハードルが高いものなのですよね。
見ただけでウンザリしてしまって、諦めてしまったり。
でも、「お作法(=ルール)」があるということは、そのルールさえわかれば理解する取っ掛かりになりますよ。
法律の「お作法」を踏まえて書けば好印象♪
大学院入試では研究計画書を提出します。
これは大学院で修士論文を書くだけの能力やセンスがあるかどうかを確認するためのものです。
法律の知識があるに越したことはないのですが、法学部出身ではないからといって諦めないで!
知識は後からいくらでも修得することができます。
でも、こういった「お作法」という類のものは、自分で身につけようとしない限りなかなか学ぶことができません。
「お作法」を知る努力をしていますよ、と研究計画書でさりげなくアピールするためにも是非とも読んでいただきたい一冊です。
判例研究で判例を読むときにも役立ちます!
大学院では判例研究を行うことが多くあります。
そのものズバリ、判決文を読みます。そして、評釈と呼ばれる学者先生の解説や評論も読みます。
それらを基にして、その判例の意義や問題点などをレポートにまとめるのです。
これがなかなかに骨の折れる作業なのですよ…
この本では、法律の条文だけでなく判例の読み方も易しい文章で説明されています。
事実関係を図解に表す方法も載っています。
こういった技術を取り入れて、見やすく分かりやすい判例研究レポートを書きたいですね。
元法制局キャリアが教える 法律を読む技術・学ぶ技術[改訂第3版]
紙の書籍だけでなく電子書籍も発売されています。
今日の「愛され妻」
姫路城の前に人力車のお兄さんがいました。昨年の本試験後に宮島を人力車で案内してもらったことを思い出しました。今度は大名コース3時間で乗ってみたいです。