善意の搾取に「NO!」と言う話

猫除け音波発生器

税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。

お盆休みに入り、皆さん落ち着いたころのようですね。
私のブログへのアクセス数も通常の低め安定に戻りました(*´Д`)

知識や技術はタダなのか?問題、きっかけはコチラ

弁護士さんや税理士さんに法律知識をタダで教えてくれと言う、
大工さんや電気屋さんに棚や電気配線をタダで工事してくれと言う、

スーパーで商品をタダでくれとは言わないですよね。
目に見えるモノが存在しないせいなのか、軽んじられがちな知識や技術。

ゲーマーひとり税理士入野拓実(@irinotax)さんのブログをきっかけに考えてみました。

俺の知識はタダじゃない。命と娘と妻の次に大切なメシの種。

善意は誰のため?

善意の行為は誰のために行うのでしょうか?
私は「誰のためでもない」と考えます。強いて言えば「善意はそれを行う自分のため」です。

私は税理士ではありませんので、次のようなケースで検討してみます。
これは架空の話です。私はこんなにマメじゃないですし(^-^;

自宅の真正面に「ゴミ捨て場」があったなら?

自宅の真正面にゴミ捨て場があります。
このゴミ捨て場は数世帯で共有しています。ゴミ当番は特にありません。

週に数回、ゴミ収集車が来てくれます。
自宅の真正面ですから、誰に言われるでもなく自発的に、私はゴミ捨て場の掃除を続けています。

ある日、私が掃除をしているところに、たまたま通りかかったご近所Aさん、Bさん、Cさん。
Aさんたちも、このゴミ捨て場にゴミを捨てています。

Aさん「暑い中、お掃除お疲れ様です。お礼にアイスを買ってきます!」

それを聞いていたBさん、Cさんは
Bさん「じゃあ、私はお礼にお茶を持ってきます」
Cさん「あの…、私は何をすればよろしいですか…」

わたし『何か欲しくて掃除してる訳じゃないのに…』

そして、BさんとCさんは、お茶やお菓子を持ってきました。
ところが、Aさんは自分が言ったことを忘れたのかアイスを持ってくることはありませんでした。

その翌週のゴミ収集日。
いつものように私が掃除をしていたら、今度はAさんひとりが通りかかりました。

Aさん「暑い中、お掃除お疲れ様です。また今度もお願いしますね~」

わたし『えっ…、どういうこと…?』

そのまた翌週のゴミ収集日。
Aさん「自分は掃除なんてしたくもないけれど、他人が掃除するなら使わないと損だよね~」
とBさんCさんに話しています。

わたし『えっ…、どういうこと…?』

自宅を掃除するついでにやっているごみ捨て場の掃除を、なんだか負担に感じるようになってしまいました。

善意は個人の意思に基づくサービス

善意は個人の意思に基づくサービスである、と私は考えます。
純粋に、自分がしたいと思うことをしたいときにする、それだけなのです。

いつも私が掃除しているからといって、それが当たり前に今後も続くと勝手に期待されても困ります。
いつも私が掃除しているからといって、それを「女性は細やかですね~、男はなかなかそこまで気がまわりませんわ~」などと性差を持ち出して語られても困ります。

「アイス買ってきます」と言ったのに買ってこなかったら、『アイス買ってくるって言ったくせに何なの?』と思ってしまいますよね。
しかも、言い出しっぺのAさんのせいで、BさんCさんは私にお茶やお菓子を買って渡さなくてはならないと考えるようになってしまいました。
何か見返りを欲して掃除をしているわけじゃないのに、こんなことになってしまって私はモヤモヤします。

善意を搾取されないために

少しでも嫌な気持ちになってしまうのなら、その行為をお休みするのが望ましい、と私は考えます。

やってもモヤモヤ、やらなくてもモヤモヤ、どちらにしてもモヤモヤ。

それならば、お休みして心と身体を癒す時間を確保したいです。
モヤモヤから少し離れて、自分を見つめ直す時間を確保したいです。

そして、しっかりじっくり考えましょう。
考えた結果、また掃除しよう!という気持ちが湧き上がるならば、掃除をすればいいだけです。
もちろん、掃除をするもしないも自分次第です。
しんどいときに無理してまで掃除をする必要はありません。そんな義務はありません。

善意は「自分がしたいときに、したい分だけ、他人がそれをアテにしていても関係ない」ものだと、自分自身にメッセージを伝えましょう!

今日の「愛され妻」

アイキャッチ画像は、ネコ除けの音波発生器です。これを置いてから今のところネコ💩はありません。
しかし、7~8m離れて寝ていたネコへ、音波を出しながらご老公の印籠のように見せたのですが、
『はぁ~ん?何ソレ?水でないから恐くないもんね~』みたいな顔されました。
いきなりピカピカ光るのが嫌なのかもしれませんね。

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