税理士試験 所得税法:私の勉強方法 =理論編=

理論サブノート

所得税法の勉強方法について、「全体編」「計算編」「年末年始」とご紹介いたしました。
今日は、皆さんにとって一番興味があるであろう「理論編」についてお伝えします。
ただし、この方法はあまり褒められたものではないと思います。
実際に、所得N先生からは「もっと理論暗記の精度を高めて!丸暗記してベタ書きしてくる人には負けるよ!」と常々ご指導いただいていました。
『受験専念で時間がある人で、深くしつこくどこまでも考えることが好きな人』には向いていると思いますが、そうでない極普通の受験生は素直に丸暗記することが合格への一番の近道だと考えます。

テキストを読む

覚えようとは全く思わずにただただ読みます。全く理解できませんがひたすら読みます。
授業で学習する60題リストを貰った後は、60題を10日で読むようにします。つまり同じ理論を1カ月に3回読みます。
理論の読み方については、別記事の【私の理論サイクルーリロンリロン】をご参照ください。

すごくしつこく考える

例えば、配当所得の総合課税でいうと、
配当所得の金額は、原則として他の所得と合算され、課税標準の計算上総所得金額を構成し、超過累進税率により課税される。
という文章にたいして、次のように考えます。

〔非上場株の配当収入がある〕⇒〔第一段階の配当所得で収入金額〕+〔源泉所得税は20.42%〕+〔配当控除10%か5%〕

〔配当所得の金額〕=〔配当所得の収入〕ー〔負債の利子〕

〔総所得金額〕=〔利子・配当・不動産・事業・給与・譲渡・一時・雑〕

〔超過累進税率〕⇒〔最低5%最高最高45%〕

確定申告書Bの第一表と第二表の所定の欄に数字を入れた、ところまでを頭の中で完成させます。
つまり頭の中で想像上の確定申告書を作成します。

答練の理論出題範囲から問題を予想する

理論タイトルの【2-10・2-22・2-23・2-25・5-4】が出題範囲のときで説明します。
まず、その次の理論出題範囲に5-4が入っていたので5-4は除外します。
授業中に先生が熱心に解説していた2-10は絶対に出ると決まります。
そして2-10は単独で問われやすい問題なので他とは絡まない、ベタ書きで出るなと判断します。
残り3題は必要経費の理論です。ただし、2-25は生計一だから他とは絡みにくいなと判断します。
最終的に残る2-22と2-23で、事例か複合で問われるだろうと予想します。

出題範囲から【2-10・2-22・2-23】に絞りました。
ここからどんな問題が挙げられるか、巻末の過去問やテキストの解説ページと理論問題集を使って、出題者になりきって作問します。
対象資産、事業的規模かどうか、発生年度、適用要件、処理の流れ、などを整理します。
場合分けをして、この場合はコレとコレが必要だ、とかシミュレーションをします。
これを何パターンも考えている間に答練の日になります。

理論はブツブツ派

計算演習だけで腱鞘炎になっているので、理論暗記は書きません。
電車の中ではマスクをしているのでブツブツ音読しています。

まとめ

しっかり丸暗記できている人を観察して思ったことは、
丸暗記できている人は丸暗記できるだけの時間と労力を費やしている』ということです。
丸暗記が苦手で…という人は、丸暗記できている人ほど時間も労力も費やしていない傾向があると思います。
苦手だな~と思っている人は、この機会に『今まで費やしたものの倍』を投じて丸暗記に向き合ってみてください。きっと今までよりもしっかり覚えられるようになりますよ!

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