税理士試験 税法科目:私の勉強方法 =続・理論編=
所得税法:私の勉強方法 =理論編=では、私の理論暗記法についてお伝えしました。
固定&国徴のF先生に伺った「税法科目全般に当てはまる理論暗記術」について、今日はご紹介いたします。
目次
理論タイトルを一覧表にする!
固定は理論題数が24題です。画像に載せた一覧表を作りました。
一方、所得は授業で学習するものだけで60題もあります。理論テキストの目次ページを縮小コピーし一覧表として使いました。
理論タイトルを覚える!
一覧表を使って理論タイトルを覚えます。
覚えようとするよりも、いつも視界に入れていたらいつの間にかなんとなく覚えるような気がします。
理論タイトルから内容を一言で説明できるようにする!
固定1-1課税客体なら「固定資産税が課されるもの」という感じで、その理論が何なのか一言で説明できるようにします。
所得9-1修正申告なら「確定申告書に間違いがあって税額を増やしたい人が自発的に行う手続き」という感じです。
各理論の〔カギ〕ごとに内容を一言で説明できるようにする!
固定1-1課税客体〔1〕固定資産税の課税客体なら「固定資産は土地と家屋と償却資産」という感じです。
所得9-1修正申告〔1〕国税通則法の原則なら「こんなときは修正申告書を提出できる」という感じです。
理論タイトルとその中身〔カギ〕を何も見ずに説明できるようになるのが目標です。
1-1はこういう内容で、〔カギ〕が何個あって、〔1〕はこういう内容で~ということを、一言で説明できる感じです。
これは、答案の概要を作成するときに役に立ちます。端的な説明が概要には求められます。
理論は早口で声に出して読む!
早口で音読します。黙読では字面を追っているだけで頭に入っていないことが多いです。
早口の小声で理サブを音読します。ゆっくり一度よりも、速く何度も繰り返すことで暗記の定着を図ります。
理サブを見ながら音読していても、言葉に詰まるときがあります。言葉に詰まるということは覚えきれていないということです。スラスラ音読できるようになれば、暗唱できるようになるまであと一歩です。
直前期には固定24題全部を2時間30分程度で暗唱できる状態が目標です。
回転数を上げる!
理論暗記はなかなか思うように進みません。すぐに結果はでません。しかし、毎日の理論音読を続けていれば、直前期にはかなりの理論貯金ができているはずです。回数を重ねれば重ねるほど理論暗記の精度は高まります。早口で回転数を上げて、より多くの回数を理論音読に費やしましょう!
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