税理士試験 税法免除 大学院を目指す!ー教授はこんな学生を求めている

メディテレーニアンハーバー

入試説明会及び口頭試問(面接)で感じた『大学院の教授が求める学生』についてお伝えします。
あくまでも私個人の意見です。なお、私が受験したのは社会人入試ですので、一般入試ではまた異なると思います。

就業経験のある人

出願資格に「大学卒業後3年以上経過している者」とあり、願書に職歴を書く欄があります。面接でも職歴については細かく問われました。社会人として働いた経験のある人材を求めていると感じました。おそらく、社会人としての一般常識やマナーを備えた人が好ましいということではないかと思います。

判例を研究したことがある人

大学で法律系の科目を履修したか、判例を研究したことがあるか、と問われました。修士論文を書くためには判例研究を行う必要があります。ある程度の素養がある人を求めているようです。私が判例研究は未経験だと答えると少しガッカリなさったように感じました。

2年間きっちり通学できる人

大学院ですから授業や課題があります。どんな目的で大学院を目指すのであれ、表向きは研究をするために大学院を志望している以上は、2年間きっちり研究に励む姿勢を示す必要があります。
税理士試験があるから前期はあまり授業に出られませんと言うと心証を害する恐れがあります。

税理士になる意志が固い人

税法免除を謳う以上、論文審査をパスして税理士の資格を取得する可能性が高い人を求めています。なれるかわからないけどとりあえず…というような人は求められていないように感じました。
それに関連して、税理士事務所などに就職する予定があるのか問われました。

理路整然とした受け答えができる人

審査に耐えうる論文を作成する必要がある以上、論理的思考能力などが求められています。だらだらと何が言いたいのかわからない受け答えは敬遠されるようです。
『この事例は○〇という問題点があり、○○すれば○○となり解決できるのではないか』というような筋道の通った仮説を立てられる人が好まれるように思います。

まとめ

いろいろ挙げるけれど自分はどうなのよ?と聞かれたら正直なところ心許なく感じます。
2年間きっちり通えます!必ず税理士になります!と強くアピールしたことが良かったのかなと思います。

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