書寫山圓教寺 宇賀神大辯財天浴酒供 神様のご入浴は三部構成!
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
書寫山圓教寺において2018年から修法されている、宇賀神(うがじん)大辯財天(だいべんざいてん)浴酒供(よくしゅく)について、詳しく伺う機会をいただきました。
目次
神様のご入浴は、1回?2回?3回?
何度も拝見していて気が付いたことがあります。
それは、神様のご入浴回数がまちまちなことです。
1回のとき、2回のとき、3回のとき、何がどう違うのかずっと疑問でした。
神様のご入浴は、三部構成である!
神様のご入浴は、三部構成なのです。
私たち人間も、かかり湯→浴槽に浸かる→上がり湯、と大まかに三部構成ですよね。
どうやらそれと同じようだとわかりました。
お湯でかかり湯
おたら(フライパンのような金属のお鍋)にお香入りのお湯が用意されています。
40度前後の気持ち良い湯加減です。
その中に金属の台を置いて、神様におでましいただきます。
そして、お香入りのお湯でかかり湯を差し上げるのですね。
かかり湯が終わったら、そっとお身体を拭ってお戻りいただきます。
お酒でご入浴
別のおたらにお香入りの日本酒が用意されています。
40度前後の気持ち良い湯加減です。
その中に金属の台を置いて、神様におでましいただきます。
そして、お香入りのお酒でご入浴をしていただきます。
ご入浴が終わったら、そっとお身体を拭ってお戻りいただきます。
お湯で上がり湯
また別のおたらにお香入りのお湯が用意されています。
40度前後の気持ち良い湯加減です。
その中に金属の台を置いて、神様におでましいただきます。
そして、お香入りのお湯で上がり湯を差し上げるのですね。
上がり湯が終わったら、そっとお身体を拭ってお戻りいただきます。
なぜ回数が違うのか?
上記の三部構成が神様のご入浴フルバージョンです。
己巳の浴酒供
約90日に一度の己巳(つちのとみ)の日に行う浴酒供は、ご入浴フルバージョンです。
己巳での神様のおでましは3回です。
中途半端にかかり湯だけでは、神様が湯冷めしてしまいますものね。
12月に連続して行う浴酒供
12月に連続して二十一座行われる浴酒供は、ご入浴フルバージョンを細かくわけているのです。
初日の初回
初日の初回(開闢かいびゃく)に、かかり湯とご入浴を差し上げます。
つまり、開闢での神様のおでましは2回です。
2回目から20回目まで
間の十九座はご入浴のみです。
間の十九座での神様のおでましは1回です。
最終日の最終回
最終日の最終回(結願けちがん)は、ご入浴と上がり湯です。
もうお分かりですね、結願での神様のおでましは2回です。
書寫山圓教寺での浴酒供
己巳の14時より摩尼殿の内陣にて修法されます。
2020年の己巳はこちらです。
1月27日(月)
3月27日(金)
5月26日(火)
7月25日(土)
9月23日(水)
11月22日(日)
書寫山圓教寺 弁財天様の修法にお参りした記事一覧
書寫山圓教寺 令和元年 宇賀神(うがじん)大辯財天(だいべんざいてん)浴酒供(よくしゅく) 結願(けちがん)にお参りしました
書寫山圓教寺 令和元年 宇賀神(うがじん)大辯財天(だいべんざいてん)浴酒供(よくしゅく) 開闢(かいびゃく)にお参りしました
書寫山圓教寺 令和元年 宇賀神(うがじん)大辯財天(だいべんざいてん)浴酒供(よくしゅく) 巳成金(みなるかね)大祭にお参りしました!
今日の「愛され妻」
サントリーのプレミアムモルツ神泡サーバーを買いました。
私はビールをほとんど飲まないのですが、神泡を作ってみたかったのですよね~
(新しいモン好きで、何でも自分でやってみたいタイプ)
本当に泡がショワショワ~と作られて、しかも細かくてクリーミーで驚きました!
何でもない日にプレモルが飲めた夫はとても嬉しそうでした。