書寫山圓教寺 令和元年 宇賀神(うがじん)大辯財天(だいべんざいてん)浴酒供(よくしゅく) 巳成金(みなるかね)大祭にお参りしました!
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
令和元年9月29日は、巳成金(みなるかね)という一年で最も金運の上がる日だそうです。
書寫山圓教寺で、この特別な日に行われた特別な修法にお参りしてきました。
目次
宇賀神(うがじん)大辯財天(だいべんざいてん)浴酒供(よくしゅく)
今までの修法では、神様から見て左側に座って、私はお勤めを拝見していました。
今回は逆側の神様から見て右側に座ってみました。
すると、これまでよくわからなかったことを拝見できたので、このブログをご覧の方にもお福分けになればいいなとシェアします。
宇賀神様はリンゴ大の大きさの赤い器の中にいらっしゃいます。
浴酒で、お酒を濯ぐ場面でのみ赤い器からお出ましになります。
大きなフライパンくらいのサイズのお鍋にお香を混ぜたお酒が人肌に温められています。
その中に、宇賀神様がお出ましになるための足の付いた台?をそっと置きます。
宇賀神様がお座りになる部分は花弁のように少し上を向いていました。
準備が整ってから、いよいよ宇賀神様のお出ましです。
そして、浴酒といって宇賀神様にお酒を濯ぐ、いわばメインイベントがはじまります。
このときに行者様は、右手でお酒を濯ぎながら、左手でお数珠を繰って濯いだ回数を数えていらっしゃいました。
お数珠を1周すると108回も濯いだことになります。
それを3度繰り返しておられました。
この浴酒供は、三年連続して行うそうです。
平成30年からはじめられましたので、令和元年は2年目にあたります。
令和元年も、12月3日から10日まで断食断水で7日間で21座浴酒供を修法なさいます。
今年も、行者様は精進潔斎して9月1日から前行をお勤めなさっておられます。
みんなで協力すること
行者様がお勤めをしている両側には、お坊様がお二人いらして補助をなさっています。
次に使うお道具を用意したり、今さっき下げたお道具を拭き清めたりと、滞りなく進むように心を配っておられました。
その外側でもたくさんのお坊様が、それぞれにお手伝いをされていました。
お経を唱えるときに音をだすお役目や、中と外とをお運びするお役目など、皆さんが式次第を把握しておられて、全体の流れや動きをしっかり観察して、率先して行動されていました。
おそらく担当は事前に相談して決めておられたのでしょうが、それでもその場に応じた機敏な動きは、気配り目配り心配りのたまものなのだろうなと心に沁みました。
ご祈祷札や御守り
浴酒供のはじまる前に納経所でお願いすると、ご祈祷札を書いていただくことができます。
このお札は、浴酒供の際にご祈祷していただけるのです。
目の前で行者様がお祈りしてくださるので、より一層パワーを感じました。
お数珠ひとつで、数を2万も数えられる!
お坊様に教えていただいてビックリしたことです。
お坊様が手にしているお数珠は、数を数えることにも使えるのだとか。
長い輪っかの部分には、主玉(おもだま)が108個と、天玉(てんだま)が4個あります。
房がついている部分にある一番大きな玉は親玉(おやだま)といいます。
この親玉からスタートして1周すると108数えることができます。
1周を1区切りとして、1周することに房の部分の弟子玉(でしだま)を1個ずつ親玉の方に動かします。
この弟子玉も10個の連なりと20個の連なりがあります。
1周するごとに10個の連なりの弟子玉を動かします。
10個全て動かすと、約100×10=1,000回を数えることができます。
1,000回(つまり弟子玉を10個全て動かず)ごとに、20個の弟子玉を1個ずつ親玉の方に動かします。
この動きを繰り返すことで、
(100×10)×20=20,000回を数えることができるのです。
税理士試験の税法理論も20,000回も暗唱したらバッチリ覚えられそうだな~と思いました。
平成30年の修法についてはコチラをどうぞ!
昨年も、同じ浴酒供にお参りしました。
結願法要の日についてのブログはこちらです。
その前行に参列したときのブログはこちらです。
今日の「愛され妻」
夫の電卓は全て私が使っていたものです。15年くらい前に会社で使うから電卓ない?と聞かれたときに渡したのは、私が営業だった頃に使っていた1,000円くらいの電卓でした。
4年前に私が税理士試験の勉強をはじめて最初に買った電卓を、今は会社で使っています。夫が受験勉強で使っている電卓も、私の税理士試験の予備用電卓です。
夫の方が仕事などで使うのに新品でなくてお下がりだから悪かったかな~とも思うのですが、私の強運が付いているに違いないのでヨシとします。