税理士試験 固定資産税 計算(区分所有家屋&特定共用土地)のメモ書き

第67回 税理士試験 固定資産税

税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。

今日は、第67回(2017年)固定資産税 第二問 問1 を使って、区分所有家屋&特定共用土地のメモ書きをご紹介いたします。

第67回(2017年)固定資産税 第二問 問1

計算そのものの難易度はそれほどでもありませんでしたが、恐ろしいほどに端数がでる面倒くさい問題でした。
そのために解答時間が想定以上にかかってしまい、焦りからミスを誘発しやすかったと言えます。

最初の下書きをミスなく丁寧に行うことが最終値完答には必要です。
一部共用部分があり、小数点以下がでる、補正あり、二号イ、という内容で、当時の合格者の解答時間は60~70分程度だったと記憶しています。
(ちなみに、私は、下書きの一部共用部分で計算ミスをしてやり直ししたため、90分ほど掛かってしまいました。最終値完答でも時間オーバーはNGという見本です。)

問題用紙のメモ書き

第67回 税理士試験 固定資産税
青字が解答前のメモ書き、黒字が解答作成中のメモ書き、です。
(本試験中は全て青で書いていますが、説明のため青と黒にわけています。)

左上の〈法附則15の6②〉〈2区分〉といった文言は省略しがちですが必ず書きましょう。
右上の〈④→③〉は、住居の数です。住居4つのうち減額計算する住居は3つ、という意味です。
F1とF2の間の破線は、一つの専有部分として登記されている目印です。(C1~3も同じ)
E1とE2の間の二重線は、個別の専有部分として登記されている目印です。

一部共用部分がある場合には、元々の専有面積を斜線で消し、一部共用部分算入後の専有面積を書きます。
その後、全体の共有部分算入後の面積をそれぞれに書きます。
複数の区画を一つの専有部分として登記しているところには、後の按分計算に必要なため、その専有部分全体の面積を書いておきます。

計算用紙のメモ書き

第67 回税理士試験 固定資産税
解答用紙に計算式を書きはじめる前に、青字の部分を書いています。
この方法は、解答作成前に小規模住宅用地・一般住宅用地・非住宅用地の面積を計算しています。
計算をしながらそれぞれの面積を出しても問題ないのですが、先に出しておくことにより、解答作成時には電卓と数字転記に集中できます。
計算に時間がかかる受験生さんは、一度この方法を試してみてはいかがでしょうか。

〈法附則18の3〉〈価格を出す際の計算式〉〈建物(Y)マーク〉なども、無駄なメモ書きに見えるかもしれませんが、パッと見てわかる⇒書き間違いを防止する大事なメモ書きです。

ここまでメモ書きをすれば、あとは解答用紙に計算式を書き、電卓と転記、集計で最終値まで流れ作業です。

固定資産税 宅地・家屋の計算

計算パターンが決まっているので、いかに速く正確に解答するかが重要です。
コツとしては、2つです。
解答作成前に無駄のない丁寧な下書きを行うこと。
解答作成時には電卓と転記に集中すること。

今日の「愛され妻」

一昨日はものすごく暑くて「そろそろアクエリアス飲み始めなきゃ~」と夫に言いました。
そんな話をしたことを忘れていた昨日、私はフルーツビネガーの炭酸水割りを飲んでいました。
帰宅した夫が、のどが渇いていたのか、それをパッと取って飲んだのです。
夫はめっちゃヘンな顔をして、「アクエリアスちゃうんや…」とボソッとつぶやきました。

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