書寫山圓教寺 令和2年 性空上人千十四回忌・胎蔵界曼荼羅供法要にお参りしました
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
書寫山圓教寺を開山された性空上人は、寛弘4年(1007年) 3月10日(旧暦)にお亡くなりになりました。
3月10日と4月10日は、性空上人様をお祀りしている開山堂の内陣が特別に公開されます。
目次
胎蔵界曼荼羅供(たいぞうかいまんだらく)
曼荼羅(まんだら)
曼荼羅(まんだら)は、とても大きな絵です。
掛け軸に仕立てられることが多いです。
この法要のために掛けられていた曼荼羅の掛け軸二幅です。
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金剛界曼荼羅
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胎蔵曼荼羅
法要
法要は、数え御年97歳になられる山主様によって営まれました。
ご高齢でいらっしゃいますが、お声にも張りがあって、立ち居振る舞いもシャキッとなさっていて、あやかりたいものだなとしみじみ感じました。
お経を唱えるお声は低くて、高らかに響くというよりも、降り注ぐ雨のようにじんわりと染み入るようでした。
法要の最後は、般若心経と自我偈をお唱えしました。
声明(しょうみょう)
声明(しょうみょう)は、お経に節をつけてうたうものです。
お経本にニョロニョロとした記号が書いてあって、強弱・長短・音の高低、があります。
天台宗の声明は、癒しの音楽だそうで、寝る前に聞くとスッと心地よい眠りに入りやすいそうです。
逆に、奈良のお寺に多い真言系の声明は、鼓舞するような音楽だそうで、気合いを入れたいときに向いているそうです。
性空上人坐像
お厨子にお祀りされている 性空上人様と、平成12年に見つかった11世紀初頭作と言われる性空上人様です。
雨の中の登山は想像以上に大変だった!
晴れの日に何度か書写山を登ったことはあるものの、雨の日の経験はありません。
傘をさしながら大丈夫かな~と恐る恐る登りました。
雨に濡れた地面はぬかるんでいて、足元に気を付けて慎重に歩きます。
傘をさしているので、杖は1本しか持てません。
両手を使いたいなら、傘よりもレインコートにするほうが良さそうです。
雨に濡れるというよりも、湿度で汗ばむので、着替えやタオルが必要だな~と思いました。
いつもの倍近い時間がかかりましたが、なんとか行って帰ってきました。
今日の「愛され妻」
帰りに寄ったスーパーで、半額の肉や魚をカゴに入れていたらなんと2千円を超えました!
どんだけお腹が減っていたのか…
今晩のおかずにブリ大根を炊いています。