税理士試験 簿財 仕訳は時点を把握する!
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税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
会計科目では仕訳を問う問題が出題されます。
例えば、「工場で使わなくなった機械を9月に売却した」という仕訳を答えなさい、という問題です。
会計の考え方に慣れると、条件反射的に仕訳が思い浮かぶのですが、そのレベルに達するまでが大変ですよね。
目次
期首・期中・期末、いつの時点の仕訳なのか?
会計処理には、いつ行うものなのか決まっているものがあります。
例えば、退職給付引当金(原則)では、期首と期末に費用計上を行いますし、期中に一時金支払や掛金拠出を行います。
問題文を読んで、「いつ・誰が・どんな」会計処理を行うのかイメージできるようにしましょう。
具体例
退職給付引当金(原則)
期首
費用計上 ⇒ 退職給付費用/退職給付引当金
期中
掛金拠出 ⇒ 退職給付引当金/現金預金
一時金支払 ⇒ 退職給付引当金/現金預金
年金支払 ⇒ 会社仕訳なし
期末
費用計上 ⇒ 退職給付費用/退職給付引当金
退職給付引当金(簡便法)
期首
処理なし
期中
掛金拠出 ⇒ 退職給付引当金/現金預金
一時金支払 ⇒ 退職給付引当金/現金預金
年金支払 ⇒ 会社仕訳なし
期末
費用計上 ⇒ 退職給付費用/退職給付引当金
繰延資産
期首
処理なし
期中
支出時 ⇒ ○○費/現金預金
期末
決算整理 ⇒ ○○費償却/○○費
資産除去債務
期首
処理なし
期中
取得時 ⇒ 固定資産/現金預金
/資産除去債務
除去時 ⇒ 減価償却累計額/固定資産
資産除去債務/現金預金
履行差額/
期末
決算整理 ⇒ 利息費用/資産除去債務
減価償却費/減価償却累計額
今日の「愛され妻」
市民ランナーである夫は、定期的にランニングをしています。
市街地を走るのはよろしくないだろうと、車に乗って近所の山へ走りにでかけました。
山を走る人はほとんどいないらしく、誰ともすれ違わなかったそうです。
山って走るもんなんですね… 私は歩いて登るだけでヒーヒー言ってるんですが…
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