税理士試験模擬試験では得点分布表よりも正答率表を重視するべし!
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
大原では、実判以降の模試で得点分布表とともに正答率表が公開されます。
この正答率表、しっかり分析していますか?
得点分布表の点数と順位が気になってしまうところですが、それは過去の記録です。
それよりも正答率表を分析して、未来へ活かしましょう!
目次
正答率表を分析するための作業とは
表の正答率欄を見ましょう。
正答率60%(70%)以上をマーカーします。
上位3割をキープしているような学習が順調な方は60%で、少し出遅れているとか成績に変動がある方は70%が良いでしょう。
次に、自分の○×を隣に書きます。
そして、正答率60%以上なのに自分がミスしたところは項目全体をマーカーします。
更に、正答率10%未満なのに自分が解いたところは別の色でマーカーします。
作業はこれだけです。
正答率を分析する!
分析は3つです。
最も重要なことは、正答率60%以上なのにミスしてしまった項目の洗い出しです。
ここを放置すると本試験では致命的です。
次にすべきことは、黒星Cランクに手を出していないかどうかです。
不正解は言わずもがなですが、正解だから良いだろうという問題ではありません。
その項目に時間を費やしましたか?パッと見て「0」と書いて当たったのなら問題なしです。
しかし、3分も5分も使ってひねり出したのならば反省しましょう。
経験者や成績優秀者が陥りやすい罠です。そんな項目に手を出して良いのは、ABランクを完答して時間の余った人だけです。気を付けましょうね。
最後に余力があれば、解答解説のランク付けと正答率表が一致しているかどうかです。
先生方が事前に考えた予想難易度が解答解説のランクです。
一方、実際に解いた受験生の実力が正答率表です。
ここで正答率表が高いものは、たとえ解答解説のランクがBCランクだったとしても、それは取るべき項目に格上げされます。
分析後の対策は、やっぱりテキストから!
ミスした項目は、学習内容の理解と定着が不足しています。
闇雲に問題演習をする前に、テキストの読み込みをしましょう。設例レベルの問題を完璧に理解しましょう。
黒星Cランクに手を出したということは、問題の難易度を把握する能力に欠けています。
テキストを読み込み、みんなが正答するであろうレベルはどの程度なのか見分ける知識を頭に入れましょう。
今日の「愛され妻」
「エフエフジェ~イ!われらの誇り~!」と唄う愛され妻を、愛妻家である夫は生暖かい目で見つめていました。※朝ドラです。