第66回 税理士試験 簿記論に落ちた理由と財務諸表論に受かった理由~簿記論不合格~
青春18きっぷで奈良に行ってきました、くまお(@kumaco55)です。
鹿って体温が高いですね。触ってみてビックリしました。私があの体温なら寝込んでますね。
今回は、私が2016年の第66回税理士試験で簿記論に不合格だったのは何故なのか?について、ご紹介します。
本試験当日は帰りの電車でも自宅でも泣き続けて、吐くほど泣き続けて、まぁ泣きました。
目次
失敗1:自分のピークを本試験当日に合わせられなかった
失敗1です。今思えば、7月末が私のピークでした。
そこからは勉強すればするほど疲労だけが溜まり、集中力も体力も低下する一方でした。
8月に入って調子を維持するどころではなく下降線を辿っているのを感じていました。勉強しなきゃいけないのに、すればするほど下がるばかりで… どうすればいいのかわかっていませんでした。
下がってからなんとかするのではなく、下がる前に下がらないようにしなければいけないことでした。
失敗2:4月にインフルエンザに罹ってから体調が悪かった
失敗2は、体調管理の甘さです。
インフルエンザが治ってすぐに勉強を再開したのですが、治っただけで体力が回復していない間は無理をしてはいけませんでした。その後もずっと食欲不振と微熱が続き、電車通学するだけで疲れ果てるという情けなさでした。
体調管理ができてこその税理士試験です。予防を心掛ける&病気に罹ったら快復に努めるのが大事です。
失敗3:体調の悪さからメンタルが不安定になってしまった
「健全なる精神は健全なる肉体に宿る」と言いますが、まさにその通りです。
体調が悪いと気持ちも落ち込んでしまいます。そんな状態では勝てるものも勝てません。
「どうしよう…どうしよう…」と焦って気持ちが空回りしてしまい、余計に体調も悪くなる…という悪循環に陥ってしまいました。
「どうしよう…」で思考停止せずに、「こうしよう!」に持っていくメンタルの安定が合格には必要です。
失敗4:本試験問題を解く順番を間違えた
その当時の私は資産除去債務が好きで、第二問の問3から解き始めたのです。
これが最大の原因でした。問題の難易度ではなく、自分の好みで解く順番を決めてしまいました。
しかも、本試験の空気に呑まれたのか浮ついていたようで、資産除去債務で有り得ないミスをしてしまいました。気が付けばこの小問に30分も時間を浪費してしまいました。
好きかどうか得意かどうかで解く問題を決めてはいけません。
問題のレベルを見極めて、解く問題と解く順番を決める必要があります。
第66回 簿記論 不合格 まとめ
おそらく本試験というものを甘く考えていたんだと思います。
問題を解きながら手が震えるし涙は出そうになるし、開始30分で自分の失敗を感じました。
そこから挽回を狙ったものの、一旦ダメだと思ったものを覆すだけの気力も知力もありませんでした。
それに第66回の簿記論は全体的に難易度が高めでした。
その中で取れる問題と捨てる問題の見極めが冷静にできたかどうかが合否を分けたように思います。
(もしくは何も考えずに最初から解くという割り切りとか)
次回は、簿記論のどん底から財表の合格へ奇跡の復活編です。(大げさ…?)
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