税理士試験 計算問題は『無印完答』を意識する!
『無印完答』とは、計算問題において『皆が正答するであろう基礎項目は必ず得点する!』ことです。
年内の学習項目は全て基礎項目です。今はまだできていなくても、GW後の答練では必ず『無印完答』できるように反復練習しましょう!
目次
無印?白星?黒星?
大原の場合、GW以降の答練では、問題の難易度に応じて星印(無印⇒白星⇒黒星の順に難易度が上がる)が付けられます。
TACの場合は、アルファベットでA~Cでランク付けされるようです。
なぜ『無印完答』が大事なのか?
時間を費やし黒星を正解しても1点、短時間で無印を正解しても同じ1点です。
120分という限られた時間で合格レベルの点数を稼ぐためには、「いかに速くいかに多くの点数を積み上げるか」というテクニックも必要になってきます。配点や採点基準は公表されていませんが、皆が取るべき無印項目には配点があると想定されます。また、黒星項目は没問で配点がない可能性もあります。せっかく正答しても配点がないかも…では報われません。ですから『無印完答』が大事なのです。
『無印完答』するためには?
素読みの段階で問題の難易度を把握し、無印項目から着手し確実に得点します。そして残りの時間で白星項目を解き、それでも時間が余ったら黒星項目を解いていきます。
難易度を見分けること、解く順番、このふたつをしっかり意識しましょう!
『無印完答』チェック表
いかに無印項目で取りこぼしをせずに点数を積み上げるか、それを常に重視しています。
答練の設問ごとに「所要時間」「得点」「無印が何個で内いくつ取り損ねたか」を記録しています。
この画像(実際に私が簿記論受験生のときの記録です)では、1回目に得点は目標点を超えていますが無印項目を合計4つも落としています。
無印項目をミスした場合は、テキスト読み直しと設例解き直しをします。
基礎項目を疎かにせずキッチリ習得することが『無印完答』の鍵です!
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