目からウロコが落ちた!作業手順の教え方
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
私は今、(税理士事務所ではなく)とある理系の施設で働いています。
はじめての理系、お仕えするボスの「教え方」に衝撃を受けました。
目次
ボスから私への教え方(目からウロコが落ちた!斬新!)
ボスのPCはMacなので、私のWindowsPCと異なるところがいくつかありました。
まあ、する作業は同じですが、『Macって格好いいなぁ~』と思いました。
まずは、ボスがお手本を見せる
ボスがご自分のMacで作業をしながら、何をどうするのか、画面を見せながら説明してくださいました。
「何のために」「何をしているのか」「何につながるのか」も教えてくれました。
それを、私は紙にメモを取る
作業手順と、勘所やチェックポイントも、紙に手書きでメモを取りました。
なんと、私にさせてみるのではなく!
「じゃあ、今からボクに、この作業のやり方の指示を出してみてくれる?」
もうめっちゃ驚きました!!
てっきり、私がやってみてですよ、間違ったところとかご指摘くださるんだと思い込んでいました。
でも、この【作業のやり方の指示を出す】って合理的だな~と感じました。
ホンマに理解したかどうかは、指示を出させてみたら一目瞭然!
いやもう、焦りました。変な汗がでそうでしたもん。
幸いなことに、教えていただいた手順をそのままメモ書きしていたので、なんとか指示出しができました。
最初に1回だけする作業も指示出ししたら、「それはいらない」とご指摘されたくらいで済みました。
なんだか試験を受けているようで緊張しました~
オマケ:先輩から後輩への教え方(王道)
先輩も後輩もお若い方です。
はじめて使うお道具の作業手順を教えているのを目撃しました。
まずは、先輩がお手本を見せる
ボスと同じ、よくあるパターンですね。
まずは、「やって見せる」という王道です。
それを、後輩がスマホでメモを取る
なるほどな~!と感心しました。
私は紙にメモを書いて、それを後からExcelなりWordなりでまとめるのですが。
もう初めからスマホでメモを取っちゃえば手間が省けますよね。
しかも、大事なところは動画を撮影していました!
少し時間をあけて、後輩が実際にやってみる
教えてすぐにやらせるのではなく、30分くらい経ってから、いよいよ後輩が実際に作業をしはじめました。
もちろん、横には先輩が黙ってついています。(後輩が質問したら答えます。)
後輩の作業が終わったら、先輩から補足説明する
後輩が作業するのを、基本は黙って見ている先輩。
作業が終わって、「なぜこういう結果がでたのか」「どの部分が危険だったか」というようなことを先輩は説明していました。
それを聞いて、すぐにスマホでメモを取る後輩。
私だったら、後輩がやっている途中に手出し口出ししちゃいそうだな~と反省しました。
もしも私が指導する側になったらと考えた
どういう指導をすれば正確に適切に相手へ伝えることができるのか、
・作業の内容
・相手との関係性
・自分の能力と相手の能力
いろいろな要素を勘案して、効果的にできるようになりたいと考えさせられました。
遠回りでも自分の糧にしたい
院免も受けたのに、なぜ税理士事務所で働いて実務経験を積まないのか?
なぜ実務経験にカウントされない職に就いているのか?
たま~に尋ねられます。
確かに遠回りです。実務経験にはカウントされませんから。
諸々の事情を考慮して、期間限定ですし、お役に立てそうな仕事内容だったので今の職場を選びました。
できれば2022年春から税理士事務所で働きたいなと、そのときに足手まといにならないように、指導を受ける側の心得として今回の出来事は私の心に強く刻まれました。
今日の「愛され妻」
夫が奈良マラソンで完走しました。
コロナのせいでずっと大会が無かったので、久々のフルマラソンを楽しめたようです。
難しい状況下で大会を運営してくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございます。