そうだ、京都へ行こう!その3:早朝の東寺「生身供」
税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。
JR京都駅近くの東寺では、毎朝6時から「生身供(しょうじんく)」という法要が営まれます。
こちらの法要にはどなたでもお参りすることができます。
目次
東寺
立派な五重塔がひときわ目を引く東寺。
なんと平安時代から続くお寺なのです。その歴史は1,200年以上!
弘法大師空海さまで有名なお寺でもあります。
生身供(しょうじんく)
弘法大師空海さまのお住まいだった御影堂で、毎朝6時より行われています。
生身供とは、弘法大師空海さまにお食事とお茶を差し上げる法要です。
いざ、開門!
早朝5時50分ごろ、門の前に人が集まりだします。
どうやら毎日お参りしている常連さんのようです。
6時になり、鐘の音を合図に門が開かれます。
しかし、どなたも中には入りません。
鐘をつき終わるまで待つようです。
我先にと入らなくてよかったです…
大日堂
※2020年6月、御影堂の改修工事中のため、向かいの大日堂で法要は行われていました。
門の右手にある大日堂へ進みます。
堂内はお座布団や椅子が用意されています。
ところどころ名札が置かれていて、そこは常連さんの指定席のようです。
新型コロナ感染予防のため、堂内に入ることができるのは25名程度でした。
そのうち名札のない自由席は10あまりでした。
堂内で参加したい場合は、開門前から待つほうが良さそうですね。
堂内が満席になると参加できないじゃないかと思いますが、縁側からお参りすることもできますよ。
少しだけお参りしたい場合は、縁側から短時間だけも大丈夫そうです。
右側に座った!
名札のないお座布団は前から順にあっという間に埋まってしまって、慌てて私は右側の後ろの方に座りました。
何もわからず座りましたが、これが大正解!!
弘法大師空海さまのお厨子は、入って右側にあるのです。
法要の途中で、お厨子の扉が開かれるのですが、ばっちり正面、空海さまと目が合っちゃうくらいの位置でした。
読経
お坊さまがいらして、読経がはじまります。
常連さん方や信者さん方は一緒にお唱えをしています。
独特の節まわしというか、唄のようです。
お経本も持っていませんし、リズムもわからないので、私はおとなしく拝聴しました。
ときどき、常連さんのソロパートがあって驚きました。Σ(・ω・ノ)ノ!
お休みの日はどなたか違う方にお願いしておくのだろうか、それとも毎日皆勤賞なのかと気になりました。
一の膳、二の膳、お茶をお供えする
お経が続く中を、弘法大師空海さまにお膳をお供えします。
あまりよく見えなかったのですが、一の膳にはお椀?が二つありました。
この一の膳は、5分くらいで下げられました。
空海さまはお食事もすばやいご様子です。
次の二の膳、かぼちゃがお膳に乗っています!
他にもなにかあったのですが、生のかぼちゃに目は釘付けです。
生のかぼちゃは流石に手強いのか、先ほどより長く10分ほどお供えされていました。
最後はお茶です。
大振りのお茶碗がお供えされました。
金色の素晴らしいお茶碗です。
お舎利さん(仏舎利)のお授け
弘法大師空海さまが中国より持ち帰った仏舎利を、参拝者全員にトントンと当ててくださるのだとか。
そんな貴重な宝物、ご利益満載だわ~と期待に胸がふくらみます。
ところが、残念なことに、新型コロナ感染予防のため、一人ひとりへのお授けはなかったのでした…
お堂の右側と左側にわけて2回、全体に対してエアーお授けでした。
それでも貴重な体験ができて、早起きした甲斐がありました。
東寺餅
東寺のすぐそばに「東寺餅」という有名な和菓子屋さんがあります。
生身供の後、買いに向かったら定休日でした…
住所 京都府京都市南区東寺東門前町88
営業時間 7:00~19:00
定休日 毎月6・16・26日 (日曜日・祝日は営業)
今日の「愛され妻」
世間では、男性の方が暑がりで冷房をガンガンにつけるから女性が冷えて困ると言いますが、我が家では私が冷房をガンガンにつけます。夫は寒いのを我慢しています。