直前期ー自分を信じる!

いよいよ直前期です。

実判から始まる直前期は本試験と同じ形式で答練が実施されます。
試験時間は2時間、問題用紙はA4冊子、解答用紙はB4です。
ここからはほぼ毎週答練漬けとなります。
実判以降は『ミスノート』の作成をお勧めします。
授業は試験委員対策や改正講義などのいわゆる特殊論点が中心です。

【答練前】
最初は範囲指定があります。範囲表に従って準備を進めます。ここで忘れてはならないことは、次回以降の答練の準備もし始めないと間に合わないということです。最初は良い成績だったのに段々と下がってきたという場合、ほとんどは目先の答練に追われた結果の準備不足です。力の掛け具合は少ないとしても、後々の試験範囲の項目も学習計画に組み込みましょう。

【答練】
もしも「理論から解くか?」「計算から解くか?」迷っているならば、実判がそれを試す絶好のチャンスです。全統までには決めておくことをお勧めします。全統以降は決めた自分の解き方を磨き上げる時期です。
そして必ず違う座席で毎回の答練を受けましょう。違う校舎、違う曜日、違う講師、積極的にアウェーで戦う練習をしましょう!

【答練後】
間違えた項目の徹底分析と対策は必須です。実判以降は正答率が公表されます。正答率60%(70%)以上の項目で自分が間違えた項目は必ずリストアップし、徹底的に潰しましょう。皆が解けて自分が解けない項目があるということは本試験では致命傷となります。今のうちに見つけられて良かったのです!

【ミスノート】
作る作らないは個人の自由ですが、私は作ることを強くお勧めします。
本試験開始1時間前に会場で緊張しながら最後に目を通すもの、私は『ミスノート』です。
今まで克服してきた課題、直前まで苦労した項目、間違えやすい論点、それら全てが詰まったノートです。いわばこの一年間の総まとめ帳です。
何に書くかはお任せします。私は簿財では「要点チェック」「過去問解答」にまとめていました。固定と所得ではルーズリーフを使用しました。

【自分を信じる!】
未学習論点も出題されます。ここまでテキストの読み込みを進めてきたならば未学習論点に気付けるはずです。気付いた上でどうするか。もしも2~3回電卓を叩いて数字が出せそうならば直感を信じて解いてください。しかしそれが複雑な計算や思考を要するものならば迷わず飛ばしてください。
ここでしてはならないことは『なんとなく解けそう…』で時間を浪費することです。自分の直感を信じて躊躇わず解くor飛ばす、その取捨選択の訓練です!

 

※2018/08/29 改行を修正

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