もしも私がハタチの女子大学生だったなら

い~よかんしかしない 一六タルト 伊予柑

税理士試験受験生応援ブロガーくまお(@kumaco55)です。

25年前のくまお

普通の目立たない大学生でした。経済学科の学生でした。
はじめての電車通学で満員電車に酔い、なかなか学校までたどり着けなかったことを思い出します。
その頃は「税理士」という職業の存在は知っていましたが、自分の進路として全く考えていませんでした。
就職氷河期に入ったころで、世間のニュースでは就職難と言われていました。
しかし、大学規模が小さくのんびりした校風だったせいか、自分も周囲もそんなに悲壮感はありませんでした。

自分の将来をどう考えていたか?

その当時に想像していた「40代の私」と「現実に40代の私」は、全く違います。
違い過ぎて笑っちゃうくらいです。
ハッキリ言って、現実の今の自分の方が100万倍充実していてしあわせです!

その当時にどういう感じで自分の将来を考えていたかと言うと、
『生まれ育った地元で両親の面倒を見ながら一生独身で働いている』
という地味なものでした。

漠然とした不安と諦めのような気持ちだった

中学高校のころは同時通訳になりたいと夢見ていました。
経済専門の同時通訳になろうと大学に入ったものの、日々の授業やアルバイトなどにかまけて何も努力することなく漫然と過ごしていました。

高校まですごく狭い環境の中で生きてきて、大学ではじめて市外に出て、それまでよりも多くの物事に触れて、得体の知れない不安に覆われていました。
自分なんて大した存在ではないし、そんな自分にはできることなんて何もないと勝手に思い込んで諦めていました。

おそらく、この年代の若者は、ほとんど皆がそんな気持ちを抱えて生きているように思います。
それは時代が変わっても、変わらない人としての悩み(=人生の通過点)ではないでしょうか。

何歳からでも挑戦できる!

人生100年と言われる高齢化社会です。
50歳でもまだ折り返し地点です。40歳なんて言わずもがなです。

私は、40歳の春に「税理士になる!」と決意(翌日すぐに大原で申込み)しました。
41歳で財務諸表論合格、
42歳で簿記論合格、
43歳で所得税法合格、
44歳で大学院進学、
来月45歳&結婚20周年を迎えます。
今は大学院の勉強をしながら実務経験を積むために就職先を探しているところです。

自分で決めたことだからこその「見積もりの変更」

税理士を目指した当初は、「3年5科目官報合格」を本気で狙っていました。
自分の性格上、長期戦は向いていないとわかっていました。

12月の合格発表を迎えるたびに【自分年表】を書き換えていました。
ゴール(=税理士になる)を見据えて、軌道修正(=見積もりの変更)する感じです。

2018年の第68回税理士試験直前の自習室で顔見知りの受講生さんに会ったことが、私の大きな軌道修正(=見積もりの変更)でした。
『近くに税法免除ができる大学院があるよ』と教えてくれたのです。

その日から本試験までの3日間は、
「あと3日、あと3日だけ頑張ればラクになれる!大学院に行く!」
ただそれだけを励みに勉強をしました。
根拠も自信も全くなかったのですが、『所得と固定に合格して大学院に進学する』と本気で考えていました。

もしも私がハタチの女子大学生で税理士を目指すとしたら?

大学2年生の8月、税理士になるゾ!と決心します。
今から受験予備校に通い、来年8月(大学3年生)の税理士試験で簿記論と財務諸表論を受験し、合格します。
来年9月(大学3年生)から消費税法を勉強し、再来年8月(大学4年生)に消費税法を受験し、合格します。
就職先は、業界を問わず、でも絶対に「経理職」限定(かつ、残業ナシ)で、探します。
そして大学卒業し、経理職として実務経験を積みながら貯金します。
大学卒業の1~2年後に、夜間開講の大学院に進学し、税法科目免除を得ます。
25歳くらいに晴れて税理士登録、という【自分年表】を書くでしょうね。

まずは行動してみる

人にありがちな傾向として、頭で考えただけで結論を出しがち、というものがあります。
アレコレ考えて、もうやった気になってしまうのですよね…
私は進研ゼミを読んだだけで問題解いたような気になっていました(←違うし)。

年齢も経験も、糧になりこそすれ、足かせ(=言い訳)にしてはいけません。
完璧にできるようになってからじゃないとダメなんて言っていたら、何もはじまりませんし、何者にもなれっこありません。

ひとまず行動してみましょう!
行動してみて何か違うと思ったら、見積もりの変更をしましょう!

人生はボーっと生きるには長すぎますし、何かを成し遂げるには短いかもしれません。
だからこそ、今すぐはじめましょう!

今日の「愛され妻」

朝晩すこし涼しく過ごしやすくなってきました。そうなると油断して日焼け止めを塗らずに夫がランニングへ出かけるので困ったものです。

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