税理士受験 基礎期-うまく波に乗ろう!

税理士受験の基礎期(学習開始から年末まで)の過ごし方について説明します。

授業は週に1~2回、第2講からミニテストが実施されます。
また基本的に月末には確認テストが実施されます。

授業

授業中は集中して講義内容をすべて吸収するという意気込みで臨みましょう。前の方の座席がおススメです。黒板と講師だけが視界に入るようにすると集中できます。
また授業中に疑問点があれば、休憩時間や授業後に講師へ質問しましょう。わからないところをそのままにしておくと雪だるま式に膨らんでしまいます。
授業中に講師が雑談で話した内容も余力があればテキストにメモ書きすると良いでしょう。復習の際に役立ちます。

復習/宿題

基本的に学習計画表に従って復習と宿題をします。テキストを読みながら講義内容を思い出し設例を解き進めます。この時に雑談メモがあれば知識の定着が比較的上手くいくはずです。
そして問題集に取り掛かります。なかには分からない問題や解説を読んでも理解できない問題があると思います。5分考えて分からない問題は潔く諦めます。そこに留まるのは時間の無駄です。講師に質問できる環境ならば速やかに質問し解決しましょう。そうでない場合、メモ書きした付箋を貼って後回しです。次回の授業の前に講師へ質問しましょう。後回しにした問題も、何日か復習を続けている間に理解できるようになっていることもあります。テキストを読んだり他の問題を解くことで、理解が深まったからと言えます。

ミニテスト

ミニテストは前回の講義内容を理解しているか確認するものです。
ここで躓いた場合は、テキストの読み込みと設例の解き直しに戻りましょう。
解き直し用紙の配布がありますので、復習の前にコピーを必ず保管しましょう。

確認テスト前

テスト範囲のテキストをもう一度しっかり読み直しましょう。その際に面倒でも設例を解くと自分の弱点が見つけやすくなります。
問題集の個別問題と総合問題は必ず解き直したいところですが、余裕がない場合には最低限どこを解くべきか講師に確認し、その部分は必ず解きましょう。ここで保管していたミニテストを解きます。
きっと制限時間内に満点が取れるはずです!もしも取れなかった時はテキストに戻って確認します。

確認テスト

いよいよ確認テストです。
答練は毎回必ず違う席で受けましょう。本試験では座席位置を選べません。空調が直撃する、隣の電卓がうるさい、どんな環境下でも試験に集中し結果を出す、その貴重な訓練です。
また机をふたつ使って授業を受けていたとしても、答練では机ひとつで受けましょう。本試験で机をふたつ使えるとは限りません。狭い面積への対応力を磨きましょう。

確認テスト後

確認テストは受けた後が最も重要です!
間違えた項目は「なぜ間違えたのか?」「どうすれば間違えないか?」を検討しましょう。もちろんテキストの見直しは必須です。
その後は、翌日と1~2週間後の2回解き直しをしましょう。翌日はできたのにその次に解き直しでできなかった項目は要注意です。それは理解と定着が弱いということですので、この段階で徹底的に復習です!

波に乗ろう!

自分の学習習慣を身に着ける!
分からない問題にひとりで悩まない!
講師には積極的に質問する!
とにかく復習!
テキストは読み込む!

 

※2018/08/29 改行を修正

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